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“ヴィタミーナ”な生活

おいしく食べて、楽しく飲んで 

いわしのトマトグラタン

2009年10月24日 | スペイン料理
先週、ミックスパエリアを作るのに熟したトマト1個が必要でした。
でも、今最寄のスーパーでバラで売られているのは、硬そうな酸っぱそうな赤みの少ないトマト。
買う人、いるのかな。
でも、地元野菜のコーナーで熟したトマトを見つけました。
ただし箱売り、8個で398円。
残り7個をトマトソースにしました。

(トマトソース)
1、たまねぎ1.5個はみじん切りにする。
2、トマト7個はヘタをとり、ざく切りにしてボウルに入れ、手でつぶす。
(1と2はフードプロセッサを利用しました。ラクチン
3、ニンニク2片はみじん切りにする。
4、厚手の鍋にオリーブオイル大さじ3とニンニクを入れて火にかけ、香りがたったらたまねぎを加えて10分ほど弱火で炒める。
5、トマトとロリエの葉1枚を加え、沸騰したら火を中火にして15分ほど煮る。
6、固形スープの素1個を加え、塩・胡椒少々を振り、5分ほど煮て火を止める。

(いわしのトマトグラタン~分量は2人前です)
1、いわし4~5尾は頭をとって3枚におろす(手開きにして半分に切る)。
2、いわしに軽く塩を振り、水気を拭いて小麦粉をまぶし、オリーブオイルで両面を焼く。
3、トマトソースカップ2は、塩少々で味を調える。
4、パセリ2茎の葉はみじん切りにし、パン粉カップ1、粉チーズ大さじ1と混ぜ合わせる。
5、耐熱容器にトマトソース少々を敷き、いわし3切れを並べてトマトソースをかけ、さらに2切れを対角線に並べてトマトソースをかける。
6、4のパン粉1/2量を振り、オーブントースターで5分ほど、パン粉に焦げ目がつくまで焼く。

トマトソースは午前中に作りました。
おかげで今日一日、キッチンにはイタリアンレストランのような香りが立ち込めていたのですが、実は、出来上がり直後はかなり酸っぱかった・・・
でも、夕方になって味が落ち着いてきて、甘みが出てきて、と~っても美味しくなりました。


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ミックスパエリア

2009年10月17日 | スペイン料理
そういえば、これを載せていませんでした。
いろいろな出汁が出て美味しいのですが、何せ手間がかかる・・・
なので滅多に作りません。

(下ごしらえ)
1、米1合はさっと洗い、ざるにあげて十分水気を切る。
2、パブリカ(赤)1個は、網で皮を焼き、剥いてヘタとタネを取り縦6つに切る。
3、いか一杯は足と内臓をはずし、皮をむいて胴を1cmの輪切りにする。
(残った足とエンペラは、しょうが醤油をさっとくぐらせ網焼きにします。)
4、あさりは殻をこすり合わせるように洗い、必要ならば砂吐をさせる。
5、エビ大4尾は殻をつけたまま背ワタを取る。
6、たまねぎ1/2個・ニンニク1片はみじん切りにする。
7、ピーマン(緑)1個はヘタと種を取り、5mm角に切る。
8、インゲン5~6本は斜めに3つに切る。
9、トマト1個はざく切りにし、ボウルに入れて手でつぶす。
10、鶏もも肉1枚は一口大に切って塩・胡椒を振り、オリーブ油を熱したフライパンで周囲を焼く。
11、小鍋に水カップ2と固形スープの素1/2個を入れて火にかけ、溶かす。

(パエリアを作る)
1、パエリア鍋にオリーブ油とたまねぎ・ニンニクを入れて火にかけ、香りがたつまで炒める。
2、ピーマン・インゲンを加え、インゲンの表面がシナシナになるまで炒める。
3、鶏もも肉、エビ、いか、あさりを加えて炒め、パブリカ(粉末)大さじ1を振る。
4、トマトを加えて炒め、水分が飛んでもったりとする(のの字が書けるくらい)まで炒める。
5、米を振りいれてさっと混ぜ、11のスープカップ1.5を注ぐ。
6、鍋をゆすって米が均等にスープに浸るようにし、沸騰するまで強火で煮る。
7、沸騰したら火を弱め、アルミ箔で覆って9分ほど弱火で炊く。
8、時間が来たら端のほうの米で火の通りを確認し、ちょっと硬めに炊けているようなら火を止めて10分ほど蒸らす。
(火の通りが足りないようならば更に加熱をしますが、水分が足りなければ残ったスープを適宜加えてください)
9、パブリカ(赤)を加えて、釜返す。

具沢山。
これ1つで十分に豪華な夕食ですがそうもいかず、トータルの労力が大きいのです。
でも、美味しく炊き上がり、頑張った甲斐があったかな。


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たこのにんにくオイル炒め

2009年10月03日 | スペイン料理
シンプル イズ ベスト
素材の旨みを生かしたタパスです。

1、ゆでダコの足150gは一口大に切る。
2、にんにく一片(大)は薄切りにする。
3、パセリ一茎は洗って葉を摘み、粗いみじん切りにする。
4、フライパンにオリーブオイル大さじ3とにんにく、輪切り赤唐辛子を入れて火にかけ、強めの弱火でにんにくが色づくまでいためる。
5、パセリ、たこを加えて少し火を強め、2分ほど炒める。

ピリッと辛くておいしいオイルが絡んだタコには、きりっと冷えた白ワインがピッタリ。
今日は他のおかずの都合で赤だったのですが、軽めの赤でもOKですよ。
バゲットを切って、オイルも残さず頂きました。

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カラマーレス・フリートス

2009年09月06日 | スペイン料理
イカのリングフライです。

1、イカ1杯は足とエンペラをはずして皮をむき、胴の部分を輪切りにして水気をふき取り、軽く塩を振る。
2、薄力粉70g、ビール・水50ccを混ぜあわせる。
3、ビニール袋に大さじ1の小麦粉を入れ、イカを入れて振り粉をまぶす。
4、揚げ油を熱し、イカを2の衣にくぐらせ、さっと揚げる。

衣はサクサク、イカは柔らかくてとても美味しい一品です。
足とエンペラは生姜醤油につけて、さっと網焼きにしました。

実は私はイカを捌くのが苦手。
皮を上手にむくことができないのです。
なので、イカは我が家では家来クンの担当。
ペットボトルのラベルをはがすように、上手にあっという間に皮をむいてくれます。
私はその横で
「ねえ、イカってフランス語でなんていうか知ってる?」
「「a si je pon」っていうんだよ。」(←もちろんウソです)
などと茶々をいれながら、眺めていました。


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ピスト・マンチェゴ

2009年08月09日 | スペイン料理
茄子やズッキーニ、ピーマンをトマトで煮込んだ、ラマンチャ風夏野菜のトマト煮です。
この料理がフランスへ行けば「ラタトゥーユ」、イタリアでは「カポナータ」となります。

1、ニンニク1片(大きいもの)はみじん切りにする。
2、たまねぎ1個は皮をむいて2cm角に切る。
3、なす1個はヘタをとり、縦に6つに切ってから2cmに切る。
4、ズッキーニ1本はヘタを取り、縦4つに切ってから2cmに切る。
5、ピーマン(赤・緑各1個)はヘタとタネを取り、2cm角に切る。
6、水煮トマト缶1缶はボウルにあけ、トマトを手でつぶす。
7、厚手の鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で香りがたつまで炒める。
8、たまねぎを加えてしんなりするまで炒めたら、なすとズッキーニを加える。
9、なすがしんなりしたらピーマンを加えて炒め、トマトを加える。
10、ロリエと固形スープの素1個を加えて10分ほど弱火で煮る。
11、塩・胡椒で味を調える。

出来立ての熱々よりも、ちょっと時間がたって味がなじんできた頃や、冷蔵庫で冷したものがおいしいのです。
パンにつけたり、肉やオムレツのソースにしたり、パスタやご飯にかけたり、いろいろ楽しめます。


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たこのガリシア風

2009年08月01日 | スペイン料理
スペイン北部ガリシア地方は大西洋とカンタブリア海に面した、魚介類の豊富なところ。
ゆでだこの足をもう一度、丸ごとのタマネギと一緒にゆでると、と~っても柔らかくなります。

1、鍋に湯を沸かし、ゆでだこの足とたまねぎ(小)1個を入れ、ローリエを加えて15~20分ほど弱火でゆでる。
2、ざるに上げて冷まし、たまねぎとたこを一口大に切って皿に並べる。
3、パブリカ、チリパウダーを振り、オリーブオイルをかける。

たまねぎはたこを柔らかくするためのものなので、スペインでは食べません。
が、我が家ではもちろん食べます。
甘いたまねぎと柔らかいたこ、ピリッとしたチリパウダー、オリーブオイルの香り。
すべてがご馳走です。


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白身魚のヴェルデソース

2009年07月05日 | スペイン料理
ヴェルデとはスペイン語で緑。
文字通り、緑のソースで魚介類の旨みを閉じ込めました。

1、真鱈は大き目の一口大に切り、塩・胡椒を振ってから全体に小麦粉をまぶす。
2、フライパンにオリーブオイルを熱し、1の鱈の両面をこんがり焼く。
3、タマネギ1/2個は、みじん切りにする。
4、パセリ1茎、ニンニク1片はみじん切りにする。
5、冷凍のグリーンピースカップ1/3は、ざるに入れて熱湯をかけて水気を切る。
6、あさり200gは殻をこすり合わせるようにして汚れを落とし、必要であれば砂を吐かせる。
7、エビ6尾は尾の部分を残して殻をむく。
8、厚手の鍋にオリーブオイルを熱してタマネギを炒め、パセリとニンニクを加えて更に炒める。
9、白ワイン50cc、水150ccを加え、沸騰したらエビとアサリを入れる。
10、あさりが開いたら、塩・胡椒で味を調え、鱈とグリーンピースを入れて2~3分煮込む。

タマネギの甘みやパセリの香り、あさりの旨みが一体となって、とても美味しいスープが出来上がりました。
簡単で失敗なく作れます。
スープはパンにつけても美味しいし、残りご飯を入れても美味しいのです。


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海老のトマトソース炒め

2009年04月26日 | スペイン料理
タパス(スペインのバルにある小皿料理)です。

トマトソース
1、ニンニク1片、タマネギ1/2個はみじん切りにする。
2、トマト水煮缶はボウルにあけ、トマトは手でつぶしておく。
3、厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、ニンニクを入れて炒める。
4、香りがたったらタマネギを加え、しんなりして少し色づくまで、弱火でゆっくりと炒める。
5、トマトの水煮を汁ごと加え、コンソメスープの素1個とロリエの葉1枚を入れて20分ほど弱火で煮詰める。
6、もったりとしてきたら、塩・胡椒で味を調える。

海老のトマトソース炒め
1、海老15尾は殻をむき、背に包丁を入れて背ワタを取る。
2、インゲン6本はさっと茹で、斜め半分に切る。
3、ニンニク1片はみじん切りにする。
4、フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクと輪切り赤唐辛子を入れて炒める。
5、香りがたったら海老を加えて炒める。
6、海老の色が変わったら白ワイン大さじ1を振り、塩・胡椒少々を振る。
7、インゲンとトマトソースカップ1/2を加え、炒めながら海老に絡める。

白ワインや軽めの赤ワインに合います。
インゲンの緑をバランスよく盛り付けたほうが、おいしそうに見えますね。
ちょっと反省。


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そら豆の煮込み

2009年03月29日 | スペイン料理
粉パブリカとチリペッパーでそら豆を煮込みました。
初めての味です。

1、そら豆はさやから出す。
2、鍋にオリーブオイルを入れてそら豆を炒める。
3、全体に油が回ったら、塩少々、パブリカ(粉)大さじ1、チリペッパー小さじ1/2を入れて大きく混ぜ、水カップ1を入れて、水が半量くらいになるまで煮込む。
4、鍋に水カップ3.5を入れて火にかけ、沸騰したら酢大さじ2を入れてよく混ぜる。
5、ボウルに卵を割りいれ、4の鍋にそっと落とす。
6、フォークなどで白身をまとめ、黄味が半熟になったらすくい上げて水気を切る。
7、3のそら豆を汁ごと器に盛り、6の卵を上に乗せる。

黄味を崩し、そら豆に絡めながら頂きます。
和食にはない、なじみのない味だけれど、おいしい。
卵が「ミソ」です。


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アルボンディガス

2009年03月22日 | スペイン料理
肉団子のトマト煮です。
ボリュームたっぷり。

1、ニンニク1片はすりおろす。
2、タマネギ1/4個、パセリ1茎はみじん切りにする。
3、合挽き肉150グラムに1と2(パセリはトマトソース用に1/3残す)、卵1/2個、パン粉大さじ1を入れて手でよくこねる。
4、一口大に丸め、小麦粉をまぶしつけて揚げる。
5、基本のトマトソース(3月21日参照)に、コンソメスープの素1/2個、水カップ1/2を加えて温め、肉団子を入れて5分ほど煮る。
6、皿に盛り、パセリを振る。

ワインにもご飯のおかずにもぴったり。
一日寝かせて煮詰めたトマトソースが、とてもおいしくなっていました。


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