オープンガーデン 2

2018-06-05 | フランス田舎三昧

 ミルポワからさらにピレネー方面に向かい次のオープンガーデンはシャトーです、

蛇行する川のヘアピンカーブ状の中にあるこのシャトーからはピレネーは全く見えませんが、

谷底とでも言える場所がら静寂そのもの、

シャトーは巨大な岩石の上に建てられそこに行くまで散歩道が作られています、

 

巨大な岩の上には苔がはびこりシャトーの長い歴史が感じられます、

 

人工の石垣が現れるともう少しでシャトーに、

 

 

 アヤメか菖蒲のような形の葉にプリムローズのような花がついている不思議な植物、

 

 

 手前は初めて見た枝垂れブデリア、向こうは 木のてっぺんまで伸びる白いランブラー ローズ、

 

 大きな木の上までははびこるランブラー ローズも初めて見ました、

 

 

 ようやくシャトーが見えてきました、この石壁も2階分ほどの高さがあります、

 

オーナーはイギリス人カップルで薔薇が好きなようです、

 

 

 13世紀に建てられてから宗教戦争や崩壊を乗り越え、

1950年代から60年代にはキャンプ施設が設けられ一般に開放されていました、

その後20年ほど放置された後今のオーナーの持ち物になり、

今は隔年でミュージック フェスティバルが開かれているそうです、

 

 

 モダンなインフィニティヴ プールの向こう側には蛇行した川が流れている、

 

 シャトーの庭から見下ろすと薔薇が這うチャペルがあります、

 

 北向きに育つ薔薇の名前は一体何という薔薇?

オーナーに尋ねたところ十七年ほど前に植えた フランシス e レスター というランブラー ローズでした、

これも次の薔薇の候補です、

 

 

 チャペルはシャトーより早い時期の11世紀頃からあったそうで

次のプロジェクトはこのチャペルを元の形に復元するということです。