お昼すぎにヒースローを飛立った飛行機は陽がビルの陰に落ちかけるその日の五時頃十時間ついやしサンフランシスコに到着、体内時計は真夜中です。
ホテルに荷をおろしてすぐにでも街に出かけ一杯ひっかけないことにはそんな疲れはとれません。
ヴァン ネス アヴェニュウに面したホテルの近くには見覚えのあるストリートが縦横に走り道に迷うことはないのです。
そんな一つのポークストリートのバーで聴いた思いがけなくノスタルジックなフォークライヴミュージックに一杯のつもりが二杯になり疲れは極限に達していました。
しばしの旅行者だからか、それとももうろうとした意識だったからか次なる夢のすみかはここサンフランシスコ、そんな思いをさせる街です。