明日に期待をかけて

2009-02-19 | バレエ

雨は降らなかったもののブルッと身震いのする一日だった。

今日はメイクと衣装付きのリハーサル、はじめてすべての衣装が照明にあたり装置の中でようやく概要がわかりだした。
”良いところ” と “悪いところ” をあげてみよ 聞かれたら ”すべてが悪い” といいたくなるリハーサルだった。
衣装が悪い、装置が悪い、照明が悪い、おまけに振り付けも悪いときている、
さらにはシークフリート達の踊りの腑甲斐無ささ、ロットバルトの衣装の悪さから来るオーソリティーのなさすぎさ、大根役者の脇役陣、
芸術側スタッフと顔を合わせると言葉が少なめ、制作者スタッフからは自画自賛気味の雰囲気があたりを漂う、
自賛組に加わり気分を高揚させたあと劇場をあとにしヴェトナム料理を食べにいく。
明日のリハーサルに期待をしよう。


雨、 雨、 雨、

2009-02-19 | Weblog
雨が上がった頃を見計らってアパートから1ブロック程歩き始めるとパラパラ雨から土砂降り雨に急変
傘をさしていても足元は降り返す雨でびしょびしょになるいやーな天気だ。
おそらく太平洋のほうからだろう次から次へと雨雲が急速に流れて来る。
今朝は久々に夜明け前の雨がなかった、青空はそこまで来ているのか。
それにしても ”雨” という文字はよくデザインされた象形文字だこと。

そんな雨の降る暗い日は劇場で過ごすのも悪くはない。
6人のオデット、オディールのそれぞれのリハーサルを観ていると
確実に ”ある物” を持っているダンサーと ”ある物” が無いダンサーの違いが歴然としてくる、
その欠けている ”ある物” を教え込むことは難かしい というより不可能な事なんだなア、
と思いを馳せながらチュチュの着心地を尋ねて廻る。