日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

ウルトラマン列伝 キラー・ザ・ビートスター

2012-09-20 22:15:00 | アニメ
「ウルトラ銀河伝説」以降相変わらずレイとゼロの関連性が希薄なのも、そのレイやグレンファイヤー、ミラーナイトが戦闘以外の役に立っていない空気なのも、クマノの活躍が間接的にしか描かれず、なにか忘れ去られてしまっているように感じられるのもすべては扱うキャラの量と尺のアンバランスさに起因するものだと思う。

もう少しキャラを絞るなり、尺をとるなりすればバランスが良くなったのに。


あとは面白さに直接関係しない部分を箇条書きで。

・爆発でエメラナ姫が吹っ飛ばされるたびにボスが抱き止めていたが、ヒゲ面のおっさん(失礼!)が若い女性を抱きとめている構図が何回か繰り返されると実は狙ってやってるんじゃないかという疑惑が頭をもたげるのだが。まあ、あの場にはほかに適切な人がいなかったので仕方ないんだけどね。

・おじさまと呼ばれて照れるボスはなかなかGOOD。それにしてもレイはあんな感じのからかいができるようになったんだな。一番成長を見た部分だったよ。しばらくの間ボスはヒュウガおじさまと呼ばれからかわれるのは間違いないだろう。

・ビートスターの思想、行動、論破のされ方は機械神@熱血最強ゴウザウラーまんまじゃねぇか。(ちなみに脚本の荒木憲一さんはそのゴウザウラーに脚本参加しています)

・いかにジャンボットをコピーしたとは言っても有機生命体の抹殺を標榜するビートスターが有機生命体の存在を前提としたジャンボットのコントロールシステムをそのまま残していたというのはどう考えてもアホすぎる。