e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

5年ぶりのひとり旅

2009年01月14日 02時38分08秒 | タイ
夜中の2時半・・・1時半に目が覚め眠れなくなった。さっそく仕事のストレスにやられているようだ。布団の中で1時間ほどモゾモゾしていたが、こりゃ眠れそうにないのでこの冬のタイ旅行について書こうと思う。

昨年の夏に海外出張があり、久しぶりの外国を味わった。とは言っても仕事なので、毎日忙しく観光とはほど遠かったのだが、それでも外国の雰囲気に酔うことができ、なんかまた旅がしたくなった。

突然思い立って、冬休みを利用し出かけようと思った。時間もそれほどないし、暖かくてノンビリできる国となるとタイのバンコクと決まった。バンコクなら何度も行ったことがあるし、休養するにはもってこいだ。

ただチケットが取れるかが心配で、旅行会社の人も冬のハイシーズンで南国はかなり早い時期からでないとチケットが取れないかもしれないとのことだった。が、幸いにも往復チケットがおさえられ、まぁオレも多少会社の仕事を無視するようなかたちで決めたのだが、とにかく出かけることが決まった。

久しぶりだったので、あらためてパスポートを調べるとちょうど5年前の1月に日本に帰国しているスタンプが残っており、なんだか旅慣れない人のように準備で無駄な買い物までしてしまった。

・・・ここまで書いていて、これじゃとうぶんバンコクの話にまでに辿り着きそうもないことに気づいた。

バンコクに降り立った時の独特の空気感、それを落ち着いて感じるほどの余裕もなく、それくらい興奮していた。ムッとする湿り気の多い空気が体中にはり付いてくるような、あの感触があったのかもしれないが、そんなのを振り払って街に飛び出すほどなんだが気持ちが良かった。旅の快感はこう云う所にあるんだと思う。オレみたく日頃からいろんなことにつまづき振り回され、ひっかかったまま身動きが取れないようなヒトにとって、とにかく細かいことは気にせず身の回りの物事を振り払いのけるごとく、前に進んでいくあの快感が何とも言えないんだと思う。

旅先ではよく眠れる、ぐっすり眠れる。安宿の固いベッドでも、日本ではあり得ないような深い眠りに吸い込まれていく。これも旅先でいい気分で入れる原因かもしれない。

でも、5年間も日本に根をはっていた生活の影響はやはり大きく、また約7年にわたる旅を終えた時も、もうこれで充分だという気持ちで帰国したので、以前のような貧乏旅行はできなかった。それにするつもりもなかった。とにかく旨いものを喰って休養する、それだけだった。