e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

明日の神話

2006年07月09日 22時09分47秒 | テレビ
岡本太郎の最高傑作といわれる作品がメキシコで発見されてからずいぶんと経つ。ボロボロになった状態で見つかった壁画を日本に持ち帰り、修復作業が続き遂に完成した。その除幕式の様子が数日前にテレビで行なわれ、なかなか良かった。

彼は「芸術は爆発だ!!」でその存在を知った。まだ子どもの頃で、ヘンなおじさんというイメージが強かった。学生の頃、瀬戸内晴美の本で岡本かの子(太郎の母)の存在に触れ、そのつながりで岡本太郎の本をいくつか読んでハマッタ、惚れた。圧倒的なエネルギーに打ちのめされた。

メキシコは大壁画運動という、多少左翼的な思想運動と芸術運動が連動した一大拠点であり、ディエゴ・リベラをはじめとしてさまざまな偉大なる芸術家が力強く筆を唸らせた土地柄なのだ。最近映画にもなった「フリーダ」はディエゴ・リベラの妻である。関係ないがロシア革命後の権力闘争に敗れたトロツキーは、あらゆる思想に寛容であったメキシコに亡命したが、ロシアから送り込まれた刺客によって暗殺されている。

1年ほど前のことか、NHK教育の「新・日曜美術館」で岡本太郎と沖縄とのつながりについて特集していて、縄文や沖縄、メキシコなどプリィミィティヴなものに非常に感銘を受けていたようで、おそらく彼がパリにいた1930年代の時代の雰囲気をしっかりと吸い込んで、現代文明・西欧からの乖離という精神性をしっかりとどこかに刻んでいたのかもしれない。

亡くなるまで力強くダイナミックな岡本太郎は、ピカソのようにある種超人的でとても魅力的だ。私は精力的にガンガンと行くタイプではないのでこのようにはなれないが、静かでいながら妖怪のようになりたいと願っている。



北朝鮮がミサイルを撃った。これからどうなることやら・・・北朝鮮人民に悪意はないが、やはり国家の時代である今という時をまともに生きていくには、ああいった政権は潰すべきだと思う。


今日でサッカーもおしまいだ。まさかフランスがココまで来るとは思わなかった。これでやっと普通に寝て、まともな時間で生活ができる。この1ヶ月ほどで生活のリズムがメチャクチャになった。