うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常

2013-04-02 06:27:10 | 日記
4月2日(火)           各地で各社で入社式

 テレビや夕刊紙上で大手企業の入社式の模様が報じられている。これから新人社員として幾多の試練に耐え、一人前の社会人として成長していくわけだ。傍から見てても清々しくなかなかいいものである。新聞の見出しも景況感3期ぶり改善、大企業製造業円安で輸出回復と景気がいい。デフレ脱出の政策が浸透、給料ボーナスもプラスとなり、株も値を上げ、日本全体が宙に浮いて行くような状態だ。
 アベさんの顔つきも思いなしかふくよかになって金運をもたらす恵比寿様に見えてくる。このまま突っ走って、すべてが丸く収まって行けばいいのだが、一抹の不安が残る。景気の回復を謳歌するのは輸出産業だけで、中小企業は原材料の輸入が円安で高騰、四苦八苦という。
 どうやら円安、デフレ解消といっても、それですべてが丸く収まるというわけにはいかないらしい。
物価の値上がりも目白押し、おまけに電気ガスも軒を並べて値上げ攻勢。給料アップも大企業止まりでは、中小の企業の人たち、そして家族の暮らしはどうなるのだ。消費税のアップも控えている。
 既に家庭の奥さんたちの物価の値上げに対抗しての買いだめ作戦も始まったという。零細企業ならぬ零細家庭では、家計のやりくりにはそれしかないとは悲しい。これ他人事に非ず、わが懐も年々実入りが減じていく。1つ楽しみを取れば、他の幾つもの楽しみを捨てねばならぬ。悠々自適、晴耕雨読なんて夢の又夢。
 細々点滴の日々にならぬよう念じるだけである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿