うたのすけの日常

日々の単なる日記等

奇々怪々文科省

2017-02-23 08:23:54 | 日記

 平成二十九年二月二十三日(木)

 文科省が天下りの実態を中間報告をした。国家公務員の天下り規制は、2008年12月の改正国家公務員法施行で強化された。なるほど、何年か前に公務員の天下りが問題化され、渡り鳥とか揶揄されて高級官僚が退職後、関係各所に天下り、各役所ぐるみで高級を獲り、短期間で莫大な退職金を手にするシステムが恒常化している実態が明らかになった。
 それがどうだ、しばらく鳴りを潜めていた天下りが、文科省を根城に復活、その触手は各大学に忍び寄って、お互いに利益を共有する構図が次々と明らかななってきている。
 なんとまあ小汚い連中の集まりだろう、反吐が吐きたくなるほどだ。教育の現場で薄汚いやり取りが、なんの恥じらいもなく行われているといった事実。目をそむけたくなるほどの悪党集団の跳梁跋扈である。
 多くの学生が、卒業後も教育ローン等の返済で死に物狂いで働き、また貧困家庭の子供たちが、進学を諦めたり、高校生活の最中学費の捻出ではなく、親を手助けのための生活の糧稼ぎに、アルバイトの渡り鳥する実態を彼らはどう見ているのだろう。
 文科省に、そして大学の教育現場にいる彼らは、教育の専門家だろう。こうした事実に背を向け、日々何して暮らしているのだろう。首を傾げたくなっても不思議ではあるまい。