平成二十九年二月八日(水)
トランプ政権下の重要閣僚である国防長官が来日し、日本政府に尖閣諸島が安保条約に適用と言明した。また岸田外相との電話会談で国務長官もまた、尖閣諸島に関して同様の発言をしたと、外相は胸を撫でおろしたような表情であった。
即ち、国防長官も国務長官も、尖閣諸島について「日本の施政下にある領域で、安保条約第五条の適用範囲だ。日本の施政を損なおうとするいかなる一方的行為にも反対する。」と述べたとある。しかしである両閣僚とも尖閣諸島が、日本政府が常々言明しているように、日本固有の領土であるとは一言も述べていない。単に施政権があるというだけである。それは信託統治における、立法・司法・行政の三権を保有してるに過ぎないということではないのか。ここが小生には分からいのだ。
あべさんが、トランプさんとの会談で、この点をはっきりさせてもらいたいものである。