平成二十九年二月七日(火)
お天気続きでカラカラ陽気。そのせいか火事が頻発している。そして必ずと言っていいほど焼死者が出る。痛ましき限りである。その昔、新建材とやらで出火に伴いガスが発生、この時も多くの焼死者が出たが今はその比ではない。一家全滅の悲劇も稀ではない。
一たび出火すれば自家だけではなく、広範囲に被害を蔓延させ、たとえ命は助かっても財産は煙とともに焼失してしまう。残るのは土台石だけである。そして類焼したご近所の怨嗟の眼差しで、その土地にはいられないといった憂き目に会う。
くれぐれも火の用心。一にも二にも火の元に気を配らなくてはなるまい。あたし等老夫婦も勝手仕事をたまに任されているが、用心に用心を重ねて火の元用心を心がけている。その一つに料理中は絶対に持ち場を離れない。仕込みが終わったときは指差し、そして声出し確認をする。
余談になるが火事より怖いのは道楽息子。道楽息子は土台石まで亡くしてしまう。