うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 水戸まで映画を観に

2012-03-03 06:18:48 | 映画

                   映画「戦火の馬」と牛丼

 かみさんと一緒に期待していた「戦火の馬」を封切り日の昨日観てきました。万全なる期待通りではありませんでしたが、2時間の余楽しんできました。
 時は第一次大戦、舞台はイギリスとフランス。1人のイギリス青年と彼の飼い馬との固い絆の物語であります。戦争勃発と共に愛馬は軍によって買いあげられ戦地に向かい、幾多の苦難に遭遇します。青年も愛馬を追って志願、フランスに渡り愛馬との再会にこぎつけるといった感動場面には泣かされました。
 とにかく馬の演技といいますか、物言わぬ馬の表情、そして哀愁を漂わせる瞳の動きには驚嘆させられました。よく映画や芝居で子役が大人達を食ってしまうという話を聞きますが、しかしこの映画ではそんなこともなく、馬の一挙一動に大いに俳優たちが応えていました。まさに人馬一体でありました。
 話は変わりますが、かみさんの実家でも戦後直ぐに徴用されていた軍馬の払い下げを受け、農耕に使ったそうです。とてもおとなしい馬で子供たちの好い遊び相手なっていたと、帰り道にしきりと懐かしがります。耕運機もなかった時代のお話です。
 映画も終わり時刻は昼食時分、バスの時間まで40分ほど。今日は夕食の支度を頼まれていますのでゆっくりは出来ません。寿司屋で昼食摂るには当然一杯やるので時間がありません。喫茶店でコーヒーとサンドイッチといった手もあるのですが、不図思いつきます。近頃駅の南北に通じる通りに吉野家が開店したのであります。
 一度牛丼を食べてみたいと日頃かみさんと話していたのですが、なかなか暖簾をくぐる機会も勇気もなかったのです。しかし昨日は又とないチャンスです。勇を鼓して店に入りました。並み丼380円を注文です。2人して初体験、いささか緊張のいっ時でした。
 味はイメージと違い、小生は甘辛の濃いめの味を期待していたのですが、色そのものも薄めで味も関西風とでも言ったらいいのでしょう。しかし一言でいえば、肉も柔らかで美味しかったです。
 小生には量も適当で、また機会があったら利用しようと思いました。しかしかみさんには量が多かったようであります。