うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その376

11月10日　　　　　　　　インフルエンザの予防注射を受ける

　月一回の内科の定期検査のついでに予防注射をしてきましたた。別に予約はしていなかったのですが、あっさり受け付けてもらえて良かったです。夏場は空いていた待合室も昨日ばかりはこの季節、風邪っ引きも多いらしくかなりの混みようでありました。待たされるのを覚悟で事前の体温を測ったり、問診表にあれこれ書き込んだりしていましたが、わりと早く済ますことが出来ました。
　診察室で先生自らの注射であります。先月の検査表を貰い、処置室で採血されて一件落着です。そして薬局で処方された薬を受け取る間に、ざっと検査結果の用紙に目を通しました。肝臓の結果だけは相変わらず一線を越える越えないかの微妙な数値であります。一線を越える越えないなんて古めかしい表現ですが、昔読んだ小説にはよく登場した文言でありまして、二人はその夜一線を越えた仲になんて書かれていました。今日なら二人はその夜、男女の関係になったなんて生々しく表現されたりします。
　現代の風潮ではいとも簡単に男女の関係になるようであります。テレビドラマでも小説でもです。昔は二人が一線を越えるなんて、結婚前にですよ、並大抵の覚悟が必要だった筈です。肝臓の検査結果からいささか横道に逸れましたが、このことはともかく、家へ帰って注射後の注意要綱を読みます。
　とにかく一日は静かに過ごすことが肝要でありまして、風呂は構わないが注射跡をこすってはならぬとあり、大量の飲酒はなりませぬとありました。