うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 山頭火の日記を読む その317

2009-07-23 05:22:20 | 日記

 山頭火、おだやかに語ります。「近来、私はつつましく、あまりにつつ<o:p></o:p>

ましく生活している、それは内からの緊縮もあるし、外からの圧迫もあ<o:p></o:p>

るが、とにもかくにも私は自粛自戒して居る。今後、私は私らしく私本<o:p></o:p>

来の生活を続けるであろう、ただ省みなければならないのは無理をしな<o:p></o:p>

いということである。無理は不自然である、不自然は続くものでもなく、<o:p></o:p>

また続けるものでもない。」<o:p></o:p>

九月二十二日 快晴、何ともいえない心よさ、午後は曇る。<o:p></o:p>

 時局がいよいよ重大であることを痛感しています。十九日には御前会<o:p></o:p>

議が開かれたとのことです。護国神社の参拝者が朝から続くと言います。<o:p></o:p>

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◎貧乏は胃袋を大きくする、私の体験が生んだ警語である!<o:p></o:p>

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今日の米代(和尚さん立替)<o:p></o:p>

一日一人割り当て 外米一合、内地米八勺の十日分。<o:p></o:p>

外米一升 三十八銭。内地米八合三十六銭。<o:p></o:p>

九月二十三日 曇、時々晴。秋季皇霊祭、彼岸の中日。行楽日和。<o:p></o:p>

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◎我今皆懺悔すべきである。<o:p></o:p>

◎外米もまたおいしい、不平なく、すなおに、慎ましく。<o:p></o:p>

うれしや健から着信とあります、期待した金額でなかったのを物足らなく思いますが、何たる罰当たりがと自らを激しく諌めております。<o:p></o:p>

 半月ぶりの街頭散歩となります。Yで為替を現金に代えてもらい、買えるだけ買ったとありますが、ちゃんと払えるだけ借りを返しております。払えるだけと言ったところがミソであります。そして半月ぶりの飲みっぷりとなり、どろどろになつたけれど、ぼろぼろにはならなかったと自賛であります。<o:p></o:p>

 道後へも行き、十日ぶりの入浴で垢や汚れを洗い落とします。理髪もしてさっぱりといったところです。<o:p></o:p>

 「酒はうまい、うますぎる!」実感がこもります。<o:p></o:p>