うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 和歌山の山と海 4

2007-05-12 04:02:20 | 旅行記

         白浜海岸の景観を満喫


車窓よりの円月島

三段壁

千畳敷

三段壁の洞窟

 快調な目覚めで五時、朝風呂と洒落込みます。すぐに朝食です。朝酒を傾ける御仁を横目に素直に箸をとりました。なにしろ今日は強行軍です。八時には出発です。
 空はあくまで青く、白い雲が点々と陽光を遮ることなく浮んでいます。バスは海岸線をただひたすら北上して行きます、と思います。ここまでくると地理関係はひたすら怪しくなりました。なにしろ生来の地理音痴なのです。突如バスは一棟の建物に横付けします。真珠の加工所兼販売所といったところでしょうか。勿論食事から土産物店を含めて、旅行会社とタイアップしたものです。かみさんいまさら真珠でもあるまいに、いそいそと皆に遅れまいとバスを降りました。かみさん二人の孫にそれぞれネックレスとストラップを買い求めます。特売品です。
 いっ時のトイレ休憩も兼ねた買い物タイムを終えて、バスは本州最南端の潮岬に到達しました。♪ここは串本向かいは大島 仲を取り持つ巡航船?と歌われたところです。今は橋が架かり、そんな風情も無くなったというところでしょうか。そこで昼食を摂りました。海鮮丼です。そこでもビールを開けているグループがおります。旨そうに飲んでおります。
 いよいよバスは海岸線をあとにして山波に入っていきました。メインである目的地、那智の滝見学と世界遺産の那智大社参拝です。

那智大社
 
 那智の滝も那智大社も百何段もの階段を昇った降ったり、どっちが先だか後だったか、記憶が無くなるぐらいに息も絶え絶え、ただひたすら上を眺めず足元を凝視しながら昇り、めでたく参拝を終えました。その後またバスで移動、熊野古道のさわりの部分を登ったり歩いたりして、先人の足跡に辛うじて触れることができました。
 さてバスは今夜のお宿の勝浦に向かいました。海岸線に戻り岬にあるホテルには船で行きます。船着場に降りればそこはホテルでして、岬の山に寄り添うように聳え立っています。それが何棟もです。
 はたして中味はいかなるものか。期待半分不安半分で船を降りました。