観測にまつわる問題

政策中心の政治ブログ。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」を考察予定。

愛媛蜜柑とスマート農業

2019-10-23 03:16:33 | 日記
 以下、塩崎やすひさ衆議院議員の興居島でのスマート農業のfacebook投稿に対する筆者のシェアコメントです(一部改変)。
 古今東西農業も経済性とは無縁でいられません。多分ビニールハウスでの温室栽培だと思うのですが、野菜が温室栽培で成功したのは鮮度が命だからに他なりません。輸入物の果樹は防腐剤を使用しているものですが、元々蜜柑類は一ヶ月ほど出荷前の貯蔵期間があって、野菜や鮮魚ほどは生産地の距離的近さが重要ではないようです。ですから、果樹の温室栽培はものにもよるかもしれませんが、気候適地との競争になる可能性もあって、そうだとしたら普及品ではなくブランドものを狙わないといけないはずです。釈迦に説法かもしれませんが、愛媛県は日本一の蜜柑の生産量を誇った蜜柑生産県であり、マスに向けて温室栽培してないかふと思った次第です。そうだとしてコスト競争力が絶対無いと言い切れるほど詳しい訳ではありませんが、ブランド確立はブランド確立のためのノウハウがあるのであって、二兎は中々追えないようには思います。「ブランド 蜜柑 温室栽培」で検索して、高知・愛知が上位に出てきており、野菜が得意なところで、温室栽培はコスト高だから、=ブランド化の発想が染みついているのかと思いました。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
農産品の産地明記と高付加価値戦略、デフレ社会からの脱却 (管理人)
2019-10-23 03:53:21
産地限定の食品で何が何処産か書いてないものを見かけました。強調するほどのブランドでないのかもしれませんが、それでは産地限定を謳う意味はあまりありません。農業の維持に公的意味はあって、何らかの形で農業に支援はあるものだと思いますが、公金が出ている以上、官民の協力が無いと「無駄な」公的支出になりかねないとは思います。つまり産地名とは自治体名ですし、自治体との連携も否定されるべきものではないのでは?産地明記とは差別化であり要はブランド化です。デフレ社会の脱却に高付加価値戦略は必要不可欠だと思いますが、日本の高付加価値戦略はモノづくりというかハード面に拠り過ぎており、ソフト面での戦略が薄いような気がしてなりません。
返信する

コメントを投稿