観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「多重下請」「住宅」「相続」「農業」「医者の給与」「解雇規制」「株高で円高」を考察する予定。

ヒラリー氏はサンダース氏相手に折れるべきではなかったように見えます

2016-11-09 21:41:50 | 日記
ヒラリー氏は残念ですが、サンダース氏相手に苦戦したところで暗雲が漂っていたと思います。

自由貿易に反対したサンダース氏に人気が集まったことは残念でしたが、これを説得できず、分かっているのに「転向してしまった」ことが良くなかったでしょう。もっと頑張ってほしかった。

自由貿易が槍玉に挙げられましたが、工場の雇用が失われる原因が自由貿易にのみあるのではありません。外国勢に弱い企業が負けるのも一因ではあると思います(その分強いところでは勝っているというのもあります)が、工場の機械化(効率化)が雇用が失われる大きな原因を占めています。これはもう仕方ないでしょう。何時までも手作業ってわけにもいかないですから。

アメリカも社会主義的政策をしてもいいのではないですか?職業訓練などで、就職を支援し雇用を維持する政策です。弱い産業を保護し機械化を阻めば雇用は維持されるでしょうが、実に馬鹿馬鹿しい限り。譲れないところをハッキリさせて、適切な問題の処方箋を考えていかないと。

手作業でチマチマ農業をやれば1000生産するのに1000人いりますが、飛行機でバーッとやっちゃえば、1人で1000生産できます。999人は都市で何か別の仕事をすればいいでしょう。雇用雇用雇用、もうアホかと言いたい。

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