観測にまつわる問題

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夫婦同姓が明治以来日本の大原則

2017-10-01 07:11:37 | 護憲勢力と仲間達
保守速報経由で朝日新聞

希望、公約素案に消費増税凍結 夫婦別姓の容認も検討(朝日 2017年9月30日13時00分)

夫婦別姓ですが、筆者は過去に反対もしましたが今でも反対ですね。小池みたいな強い女性は男の姓を変えさせればいいと思う(マスオw)のですが、それは何か違うんでしょうか?保守派を名乗る人は大体夫婦別姓反対だと思うんですけどねぇ・・・。

夫婦別姓(ウィキペディア)

>なお、日本で夫婦同氏が定められたのは明治民法が施行された明治31年(1898年)からであり、古来から夫婦同氏である、というわけではなく、それ以前は1876年の太政官指令によって「婦女は結婚してもなお所生の氏(婚姻前の氏)を用いること」(夫婦別氏)が原則とされていた時期もある[17]※我が国における氏の制度の変遷(法務省)

>明治9年3月17日太政官指令
>妻の氏は「所生ノ氏」(=実家の氏)を用いることとされる(夫婦別氏制)。
※ 明治政府は,妻の氏に関して,実家の氏を名乗らせることとし,「夫婦別氏」を国民すべてに適用することとした。なお,上記指令にもかかわらず,妻が夫の氏を称することが慣習化していったといわれる。

この政府が夫婦別氏にしろと言ったのに意地でも同氏にした強固な明治国民の意志。日本の保守魂を感じますね。歴史を調べると氏だの名字だの苗字だの話がややこしいのですが、高校時代日本史を学ばなかった筆者はこの辺の議論はパス。今の制度を保守することに力点をおきます。よ~分かりませんが、明治政府が国民の慣習を変えようとして失敗したんでしょうね。

>現在の日本においてはこのように夫婦同氏が民法で規定されているため、何らかの理由で当事者の双方が自分の氏を保持したい場合、結婚できない、という問題が生じる。現状ではそのような場合、婚姻をあきらめるか、旧姓の通称利用を行うか、事実婚を行う、といった選択肢しかない。

通称#旧姓の通称利用(ウィキペディア)を確認しましたが、2つ名前を使い分けるのが不便なだけだろ・・・って感じですよね。何でここまで抵抗するのか意味が分かりません。意味が分からないナ~。何でかな~(^_^)

ペンネームや芸名をつけることに不自由はないんでしょうし(名前を売る商売で自分の名前は自由につけることができる)、概ね問題はないと思いますね。クルクル名字が変わったら困る?ホイホイ離婚するなよ・・・。

事実婚#事実婚における問題点(ウィキペディア)も確認しましたが、結婚してないのに結婚で受けられるメリットが得られないって言ってるだけですね・・・。おまえは何を言ってるんだ

>日本を含む130カ国の賛成で、国際連合で1979年に採択された「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」では、選択的夫婦別氏の導入が要求されている。

留保しろよ・・・。ちなみに留保なしで女性差別撤廃条約を批准したのは中曽根首相、安倍晋太郎外相の時なんだそうです。

>中国や朝鮮、明治以前の日本など儒教的な文化が強い文化圏では、父の氏の変更を伴う夫婦同姓は認められず、また血縁意識が強いために夫婦別氏が原則だったといわれる。

>中世後期は、家産や家業などを継承する永続的な「家」が成立するとともに夫婦同名字が一般化し、名字が家名となった。摂関家も夫婦別氏・同名字であった。

中朝はこれからも夫婦別氏で、日本は夫婦同姓で。

>宮崎哲弥(評論家)は、夫婦同姓の強制は人格権侵害というが、親の姓の使用強制(例えば親の離婚や再婚によって親権が変わることで子供の姓が変わることなど)や親が子につけた名前も同様に人格権の侵害に当たるはずであり、人格権を根拠にする賛成論者は姓氏全廃を主張しないとおかしいし、選択的夫婦別姓制度は人間を自由にしないと述べている。

筆者に言わせれば、選択的夫婦別姓を認めるとして、どうやって同棲と結婚を区別するのかな?って感じですね。結婚とはパートナーが協力して家をつくるってことでしょう?それには同じ姓の方が都合がいい。今の制度が寧ろ積極的にベストですよ。歴史的に日本人にとって都合がいいシステムだからそうなっているんです。これを他所様にあわせて変えようっていうのが浮ついているし気に入らないですね。逆に世界がマネしていいよ(寛容)って感じです。家をつくるつもりがないなら同棲してなよ・・・。別に同棲するなって言わないから。日本もつきあうつきあわない、一緒に暮らす暮らさないを国が強制したことはないと思います。また、家をつくれと国が強制したこともない、有り得ないでしょう。国の都合で子作りを奨励したことはあるかもしれませんが(産めよ増やせよ)、国にとって都合のいい行動を国がサポートするのは古今東西普遍の法則なのであって、強制などでは決して有り得ません。この制度に従わないと差別された気がするとか差別されるとか知らねえよ・・・。自分の選択は好きにしろって。結婚子なしで親からの圧力があるとかそりゃそうだよなぐらいの感じですよ。同棲だとていが悪いとか知らんがな。じゃあ結婚しろよって感じです。結婚の不都合ガー。知らん知らん。じゃあ結婚するな。とにかく制度はつくるし好ましい行動は奨励するかもしれませんが、後は知らん。好きにしてくれ。皆自由だ。

結婚(ウィキペディア)

>結婚(けっこん、英: marriage)とは、夫婦になること。類似概念に婚姻(こんいん)があり、社会的に承認された夫と妻の結合をいう。後述のように学術的には「結婚」はもっぱら配偶関係の締結を指し、「婚姻」は配偶関係の締結のほか配偶関係の状態をも含めて指している。

そもそも何で国が「男女の結合」を社会的に承認しなけりゃいけないんですかねぇ・・・。カップルぐらい個人の権利として自由につくれよって感じでしょう?寧ろ干渉してくるんじゃねぇって言わなければならないはずです。実際に青少年の恋愛に国が干渉するとか有り得ない話です(漫画じゃないんですから)。どう見ても子供をつくって社会を再生産するためのシステムですよね?違いますか?不妊の人もいるでしょうし、子づくりを強制したりはしませんが、国が社会を維持するため再生産をサポートするのは当たり前としか言いようがありません。これが大原則です。原則から外れたい奴は自然に発生する不都合を甘受しろとしか言いようがありません。日本の判断はこの社会の再生産を維持する手段のひとつとして夫婦は同姓だってことですよ。パートナーとして一体感が生まれますからね。別のあり方があってもそれは自由だが国は奨励しない。それを認めると姓が同じかどうかで結婚しているかどうかの区別がつかなくなりますしね(日本は中朝と違って名字が多いので(yahoo知恵袋「日本と中国、名字の数が多いのはどっちですか?」>イタリア 35万種 日本 30万種 (姓氏研究家の丹羽基二による。漢字の字体の違いや読みの違いを考慮してカウントした場合。同じく研究家の森岡浩は十数万種としている) 中国 4100種 韓国 250種 米国 150万種 米国が圧倒的に多いのは、海外からの移民が多いためです)、同姓で同棲しているというのはレアケースになります)。日本の慣習に頑なに染まりたくない人がいてもいいと思いますが、そういう人は分かった方がいいですしね。隠すことないですよ。多少の差別は甘受してください。何処の国でも自分の国のルールに従わない余所者に大なり小なり差別はあります。差別がいいとも言いませんし、人権をないがしろにするのも問題だとは思いますが、サポートしないを差別問題に摩り替えられてもねぇ・・・。日本は日本なのであって、外国人は外国人として生きてくれ。出島に集めろとも言いませんので。国が夫婦別姓のシステムを創らないのはそんなものは必要ないからですよ。日本が結んだ条約に矛盾するのは失政です(大勲位や安倍首相は尊敬していますが、ブログではそうじゃないなと思うことは結構ハッキリ書くスタイルなので悪しからず)。

ちなみに転勤慣行に反対するのは家族の一体化を促進し(単身赴任を防ぐ効果がある)、地域との繋がりを醸成しますから、寧ろ保守的だろうと筆者は思っています。女性のキャリア形成に資する訳で現代に適合しリベラルも満足する。給料を上げず貯め込んでいる企業(上層部・人事部)の武器がひとつ減ったところで気にしない。まぁいろいろ問題もあるかもしれませんが、筆者の中ではこの辺は改革の対象です(ただし企業の問題なので厳密には政治の領分ではない)。一方夫婦別姓はまるでやる気なし。仮に(リベラル派が党首になって)自民党が夫婦別姓をやると言い出したら当然反対しますし、議員だったら(可能性ゼロですが)党議拘束を外せで強制するなら出て行くゼぐらいの案件です。

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