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観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

交通弱者と赤字事業と人手不足

2023-09-21 06:03:26 | 厚生労働
大阪のバス事業の民営化で人手不足だから給与上げ(公営バスの方が給与が高い)だろうという指摘があるようですが、バス事業はほぼ赤字で大阪も例外ではないようです。従って、赤字幅を圧縮するため、バス会社の給与に切り込む動きがあるのは止むを得ないと考えます(かつては年収1000万円の運転手も)。(効率的な)大都市の鉄道は黒字なので、そちらにシフトすることは考えられますが、交通弱者の問題が無いとは言えないです。一般に効率的な=混雑している鉄道は高齢者や障碍者が使いにくいと言われるからです。しかし事業としては混雑している方が儲かります。バスは混雑していないから赤字とも言えるはずで、タクシー等に切り替えると、お金持ちの高齢者以外には使いにくくなるか、大きな赤字が発生するように思われます。鉄道をバリアフリー化して、混雑してない時間帯に利用してもらうのは一つの解なのかもしれませんが、中々難しい話です。人手不足で給与上げは分かり易い発想ですが、赤字事業の給与を際限なく上げていたら、国ごと沈みます(共産主義国家がどうなったでしょうか)。高齢者や障碍者の外出に関しては、買い物代行のようなシステムも考えられますね。集中して住んでもらえば、一定の効率性はあって、サ高住等の施設もあります。