観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

願望で事実を捻じ曲げるようになっては・・・

2016-07-24 10:46:06 | メディア
保守系まとめブログ(3つしか見ていないが)には、増田陣営はあたかも終わったかのようなデマを流すところもある。(以前にも(参院選で)投票率爆上げなどというデマを流したところ。期日前が良くても、前回比で投票率が上回っても、投票率は4番目の低さ(産経ニュース2016.7.11 09:59)。特に風の吹かなかった参院選で何で投票率爆あげなどと思ってしまったのか。)

願望で事実を捻じ曲げるようになったら、メディアとしては終わり。しばらく様子は見ますが、ROMを止めることになると思う。(ネット)保守系の論調を見るには、まとめブログはちょうどいいと思うし、2ちゃんのまとめに、それほど精度は期待していませんが、あまりにも酷いと思う。

増田陣営はよく頑張っているのでは

2016-07-24 10:09:30 | 政局・政治情勢
小池・増田氏競り合い、鳥越氏が追う…都知事選(読売オンライン 2016年07月24日 06時00分)

>過去最多の21人が立候補する中、主要候補では、元防衛相の小池百合子氏(64)と元総務相の増田寛也氏(64)が競り合い、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が追う展開となっている。ただ、4割の人は態度を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。

ちょっと前の調査では、小池氏と鳥越氏がリードという報道だったが、新しい読売新聞の調査では、小池氏と増田氏が競って、鳥越氏が追うと言う展開になっているらしい。読売新聞の調査を丸のみするわけではないが、ひとつの参考になる情報だと思う。

鳥越氏はスキャンダルの報道などがあったし、選挙活動をすればするほどボロを出しているのもあると思う。保守派の活動も無駄ではないということだろう。

増田氏は、保守派のまとめブログではボロカスに言う人も結構いるが、鳥越氏のようなマイナスのムーブメントは作りだせていないのだと思う(比べるのも失礼だ)。増田陣営はよく頑張っているのだろう。

鳥越氏が出てこないなら、鳥越氏抜きでも、増田氏と小池氏で討論して都民(と関心のある全国の国民)に判断材料を提供してほしい。(当選する可能性がない他候補を出しても売名行為(失礼)の手助けにしかならないし、候補者が多すぎて、焦点がぼけるだけなので、有力候補だけでいいと思う)

今の情勢なら、鳥越氏を倒すために、増田氏と小池氏のどちらかに統一するという話は成り立たないと思う。油断せず、できるなら、統一した方がいいとは思うが、もうしょうがないのかもしれない。


やれやれ

2016-07-24 01:09:21 | 日記
トランプ氏「TPP脱退」 共和指名受諾演説 米第一主義を主張(東京新聞 2016年7月22日)

>トランプ氏は「われわれの政策は『米国第一(アメリカ・ファースト)』だ。グローバリズムではなく、米国主義が信条だ」と述べ、経済や安全保障で米国の利益を最優先とする政策で「米国を再び偉大にする」と主張。環太平洋連携協定(TPP)からの脱退を表明し、同盟国には防衛費負担を要求した。

>日本を含む十二カ国によるTPPに関しては「製造業を壊滅させる」と指摘。「米国の労働者を傷つける貿易協定には決して署名しない」と脱退を表明した。

アメリカファーストはアメリカの政治家として当然でそれはいい(トランプ氏は既存の政治家は利益団体のいいなりで、お金持ちの自分はアメリカ第一の政策をできると主張している)のだが、TPPからの脱退は、アメリカの国益とは言えないと思う。関税の撤廃で物の値段が安くなれば、アメリカ国民の利益だし、アメリカの強みであるサービスの売り込みもTPPでやりやすくなる。トランプ氏は自分の支持者である白人労働者層のためにTPP撤廃を言っているだけだろう。日本の製造業を正しく強いと判断しているとも言えるが、自分の支持層向けの発言に特化してしまうと、一部の熱狂を生むにしても、支持の広がりが限定されるのは当然で、ヒラリー氏にリードを許している(ヒラリー氏もTPPに反対しているが)のもそういったところが影響しているに違いない。

同盟国の防衛負担を言うのも、同盟国がお金を既に払っていること知らないか軽く見ているアメリカ一般国民の認識に拠って主張しているのではないかと思う。少なくとも日本は、アメリカが撤退すれば、核武装を始めるだろうし(確信犯的に煽っている原発反対派の保守派は正直○んでほしい)、そうなると、日本を信用しきれない(実際に日本と戦争しているのだ)か、核ドミノを恐れるアメリカ自身が困るから、撤退しないでいるだけだ。トランプ氏が大統領になったところで、状況が何か変わるわけではなく、せいぜい少しアップしてもらって、メンツをたたせてもらうのが関の山だと思う。