観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

猪瀬・舛添、2度の失敗の重み

2016-07-05 02:41:46 | 政局・政治情勢
このまま、自民党東京都連が増田氏を選んでしまい、小池氏が立候補してしまうと、票が割れてしまい(自民党支持者でも増田氏ではなく、小池氏に投票する人は少なくないだろう)、前回も少なくない票を取った宇都宮候補が当選してしまう可能性もあるのではないか。今回は、猪瀬・舛添と自民党が推した候補がああいう形で辞任した後なので、都民が自民党にお灸をすえたいと考える可能性は小さくないと思う。国政(安倍政権)の支持はそれなりに高いと思うが、都政の混乱はそれとは別だろう。

増田氏は諦めてもらい、小池氏で一本化するか、小池氏に諦めてもらい、増田氏で一本化するか(自分は支持しないが)、はたまたまた別の候補に一本化して両氏に諦めてもらうか、いずれにせよ、自民党は候補を一本化する必要があると思う。それができるのは安倍官邸だけだろう。

※次の記事で告知しましたが、猪瀬氏の出馬に自民都連は協力しなかったようです。(7月9日15:10)
※国政では安倍政権を支持しますが、都政(都民じゃないが)では、候補者・公約が出そろっていない現段階では、誰を支持するかは分かりません(先に挙げた3条件に出来るだけ合致する人、これまで表明した見解になるべく合う人を支持すると思います)。

日台同盟の条件

2016-07-05 01:48:11 | 政策関連メモ
正論8月号を読んだ。エルドリッヂ氏の「日台同盟」で尖閣を防衛せよが面白かった。米台が尖閣を日本だと認める代わりに、日米が台湾を国家として承認するという案だ。

台湾は元から無理筋な尖閣要求を諦めることで、日米の国家承認という大きな果実を得られるので、最も利益を得られるだろう。

アメリカは、中国を怒らせるデメリットは大きいかもしれないが、日米台の連携を強化し防衛の意思をはっきり示すことで東アジアにおける戦争の可能性を大きく減らせるというメリットがある。このままでは、中国の尖閣や沖縄に対する冒険主義を止めることができず、戦争になってしまう危険性が高いと思う。アメリカの尖閣防衛の意志が疑われているのだ。これまでの態度では、中国を止めることができていないことに注意する必要があるだろう。

日本は、尖閣に対する台湾の領土要求を取り下げさせることが出来、尖閣でアメリカの支持をきちんと得られるというメリットがある。日本が前線に立って、防衛を強化していく必要はあると思うが、アメリカがきちんと防衛する意志を示せば、中国は当面怒っても、最終的には、中国が敵わないと(内心)諦めることで、平和が訪れることになると思う。ただし、アメリカもそうだが、台湾を承認することで中国が怒ってしまうデメリットは正直小さくはないとは思う。中国は勝てもしない戦争は起こさない(現在の尖閣侵略は日米が何もできないと見越しているからやっているのであって、本気で日米に勝てると思っているのなら、とっくに軍事占拠しているだろう)と思うので、戦争にはならないと思うが、経済的なデメリットが小さくはないのは認めざるを得ない。。

日台同盟の条件

2016-07-05 01:48:11 | 政策関連メモ
正論8月号を読んだ。エルドリッヂ氏の「日台同盟」で尖閣を防衛せよが面白かった。米台が尖閣を日本だと認める代わりに、日米が台湾を国家として承認するという案だ。

台湾は元から無理筋な尖閣要求を諦めることで、日米の国家承認という大きな果実を得られるので、最も利益を得られるだろう。

アメリカは、中国を怒らせるデメリットは大きいかもしれないが、日米台の連携を強化し防衛の意思をはっきり示すことで東アジアにおける戦争の可能性を大きく減らせるというメリットがある。このままでは、中国の尖閣や沖縄に対する冒険主義を止めることができず、戦争になってしまう危険性が高いと思う。アメリカの尖閣防衛の意志が疑われているのだ。これまでの態度では、中国を止めることができていないことに注意する必要があるだろう。

日本は、尖閣に対する台湾の領土要求を取り下げさせることが出来、尖閣でアメリカの支持をきちんと得られるというメリットがある。日本が前線に立って、防衛を強化していく必要はあると思うが、アメリカがきちんと防衛する意志を示せば、中国は当面怒っても、最終的には、中国が敵わないと(内心)諦めることで、平和が訪れることになると思う。ただし、アメリカもそうだが、台湾を承認することで中国が怒ってしまうデメリットは正直小さくはないとは思う。中国は勝てもしない戦争は起こさない(現在の尖閣侵略は日米が何もできないと見越しているからやっているのであって、本気で日米に勝てると思っているのなら、とっくに軍事占拠しているだろう)と思うので、戦争にはならないと思うが、経済的なデメリットが小さくはないのは認めざるを得ない。。