観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「(理系人材と)GX」「北方領土」を考察・纏め予定。放置気味ですが、忘れた訳ではありません。

自業自得

2009-06-19 06:14:00 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090618/stt0906181728007-n1.htm

>菅氏は「私の発言などから『民主党は反官僚だ』と理解されているなら誤っている。脱官僚政治であって、反官僚政治ではない」と強調した。

ちょっと図々しい気がします。民主党は確かに「官僚をつかいこなす」とか、そのような発言も行っていますが、それ以上に散々政府与党・その政策を小馬鹿にしてきたことは明らかです。今更、印象操作的な抽象的発言を行っても誤魔化しきれるものではありません。

>同時に、各省事務次官が記者会見で野党の政策を批判している現状を紹介し「官僚は立場の線引きをしてもらいたい」と苦言を呈した。

時事通信 政治・行政(2009/06/18-14:59) でこういうのがありました。

>農水省の井出道雄事務次官は18日の記者会見で、民主党が掲げる農家への戸別所得補償制度の創設に関して「コメの生産調整だけでも事務処理が大変だ。そういったやり方を拡大するのは現実的でない」と指摘した。

私は民主党の自業自得だと思います。気軽に減反政策を愚かと切って捨ててみたり、軽率な発言が多すぎました。有権者に民主党の政策が優れていると誤解を与えてきた面があることは否定できないでしょう。有権者にとっても、こういう情報は貴重であるはずです。官僚を生かすつもりであるならば、軽率な発言は慎み、与党を中心に批判していくべきであり、質問を中心に政府をチェックしていくべきであって、ビジョン・アイディアをアピールしていくべきです。この具体策で間違いないなどと変に断言されると、間違ってたら間違っていると反論せざるを得ません。公約だから絶対実現しろと息巻かれても、困ってしまうでしょう。官僚にも政策的良心があります。

北朝鮮はここが正念場

2009-06-19 05:19:34 | 政策関連メモ
とりあえず今、情勢は小休止といった感じですが、北朝鮮はここが正念場でしょう。挑発的な行動は慎み、このままフェードアウトしていくことが大切です。ただし、誤解してはならないのは、北朝鮮が核実験・ミサイル開発を断念しなくてはならないということです。周辺国と協調する気があるのであれば、北朝鮮が国際社会に復帰する可能性は開かれていると私は思います。

日本の対応としては、臨検はきっちりやるべきです。殊更強調して北朝鮮の面子を潰す必要があるとは思いませんが、これが骨抜きになれば、これまでの北朝鮮の行動から言って、信用のしようがありません。流石に何度も騙されるわけにもいかないですから。必要なら自衛隊も出していくべきです。

落としどころとしては、北朝鮮がNPTに復帰し、ミサイル開発を断念し、平和国家への道を歩むしかないと思います。資源もありますし、労働力もあるのだから、北朝鮮が繁栄への道を歩むことは、それで可能でしょう。日・米・韓が攻め込むことはちょっと考えられませんから、それで安全であるはずです。アメリカが人権を言わなくなることは考えられないので、それは我慢するしかないでしょう。アメリカはそういう国で、北朝鮮に必ずしも悪い話ではありません。

拉致問題に関しては、北朝鮮が真摯に対応すれば、日本の世論も歓迎するのではないかと私は思います。捜査の問題として、根気良く地味に日本に協力していくことが大切です。華々しい交渉のタネにはなりません。

次期衆院選に向けて考えてみる(3)(イメージ)

2009-06-19 04:29:42 | みんなでやろうぜ
次期衆院選で少しでも良い結果を出せるよう、公約・選挙運動などのイメージを考えてみました。

(1)の時から考えていたのですが、プロジェクトXみたいなイメージでやるのはどうでしょうか。明るく強く具体策を持って皆で危機を乗り越えていくイメージですね。日本版Yes,we canであります。幅広い年齢層に受けるイメージだと思いますし、徹底的に政策を総動員して、自民党・与党が負けると勿体ないと思っていただければ成功だと思います。総花的にするのではなく、分かり易くテーマを絞って、説得力がないといけません。

具体的なテーマとしては、やはり最初に書いた少子化対策は外せないところだと思います。他のテーマはまた後で。