窮地の首相に危機感なし 3分の2は社民、小沢氏頼みの「砂の城」(MSN産経ニュース)
3分の2頼みでは砂の城であるのは否めない。
それでも政府は政府であり、参議院は暴走してはならない。
そもそもこういう時の与党の戦術は野党の意見を呑むというのが一般的(個人的には疑問がある)だが、野党は政府与党が先にだせと言っている。自民党(小渕政権)はそれで乗り切ったということを棚にあげれば、それ自体は当たり前の話だ。
話はここで少し脱線するが、菅氏も過去のねじれ国会の当事者であるが、そんな意識があまり感じられないから、どうしようもない。健忘症なのか。慣例・過去を踏まえてここがこうでダメならダメと言わないと説得力も出てこないのに。参議院の問題行動を嫌うものとしてあえて(敵に塩を送るようなことを)書くが、菅首相は過去こうだったから、自分はこう。(今の)野党がこういうから、こうすると徹底的に「熟議」しないとダメだ。「歴史への反逆」とか「3分の2」とか数の力で押し切ること頼みでは、どうにもならない。理系首相にそれが通じるかは知らないが、算数だけで国語が出来ないなら、経理でもやってろということになる。当然野党を動かすなら説得しかない。過信としか思えないが、数で押し切れるならいいよ?要は数の保険をかけること自体はいいが、むこうが強いのだから、徹底的に話し合う姿勢を見せろということであり、それを見せていないと指摘しているのである。話し合いつつ譲れないところは譲らないという芸当ができるかどうかは、そのものの能力次第だから、結果がそれでどうなるかは自分には分りようは無いが、それしかないと言っている。
ここで話は戻る。自民党は当然、先に出したら「政権を倒して解散をせまるため」因縁をつけて否決するということを臭わしているのである。はっきり言わないのは勿論自分で墓穴を掘らないために決まっている。脅迫はやはり酷いことなのだ。それはともかく、そういうことをやらせないためには、そういうことをするのは酷いということを結果としてみんなに伝えるしかないということであり、それが出来れば、世論に弱い政治家は(臭わせただけで)引く可能性があるということでもある。ともかく、野党対策のためには、喋っていないものを引き出していかなければならない。
最近、また中国やロシアが図に乗っているようだ。国内がバラバラであることをつけこまれているのではないか。外交安全保障では国内が一致していくべきなのに。野党は野党であり、力(参議院の数)があるからこそ、自制するべきだろう。ましてや政権を獲った後のビジョンがまるで見えない現状では。(問題の参議院の議席数的に)より状況が悪くなるようにしか見えないのに、そっちの方向に行くように応援する奴はいない。
与党は砂の城を固める努力と共に、野党の兵を引かせる技術を考え実行に移していかないとダメだ。攻めて有利だから攻められているという現実を直視しなければならない。
3分の2頼みでは砂の城であるのは否めない。
それでも政府は政府であり、参議院は暴走してはならない。
そもそもこういう時の与党の戦術は野党の意見を呑むというのが一般的(個人的には疑問がある)だが、野党は政府与党が先にだせと言っている。自民党(小渕政権)はそれで乗り切ったということを棚にあげれば、それ自体は当たり前の話だ。
話はここで少し脱線するが、菅氏も過去のねじれ国会の当事者であるが、そんな意識があまり感じられないから、どうしようもない。健忘症なのか。慣例・過去を踏まえてここがこうでダメならダメと言わないと説得力も出てこないのに。参議院の問題行動を嫌うものとしてあえて(敵に塩を送るようなことを)書くが、菅首相は過去こうだったから、自分はこう。(今の)野党がこういうから、こうすると徹底的に「熟議」しないとダメだ。「歴史への反逆」とか「3分の2」とか数の力で押し切ること頼みでは、どうにもならない。理系首相にそれが通じるかは知らないが、算数だけで国語が出来ないなら、経理でもやってろということになる。当然野党を動かすなら説得しかない。過信としか思えないが、数で押し切れるならいいよ?要は数の保険をかけること自体はいいが、むこうが強いのだから、徹底的に話し合う姿勢を見せろということであり、それを見せていないと指摘しているのである。話し合いつつ譲れないところは譲らないという芸当ができるかどうかは、そのものの能力次第だから、結果がそれでどうなるかは自分には分りようは無いが、それしかないと言っている。
ここで話は戻る。自民党は当然、先に出したら「政権を倒して解散をせまるため」因縁をつけて否決するということを臭わしているのである。はっきり言わないのは勿論自分で墓穴を掘らないために決まっている。脅迫はやはり酷いことなのだ。それはともかく、そういうことをやらせないためには、そういうことをするのは酷いということを結果としてみんなに伝えるしかないということであり、それが出来れば、世論に弱い政治家は(臭わせただけで)引く可能性があるということでもある。ともかく、野党対策のためには、喋っていないものを引き出していかなければならない。
最近、また中国やロシアが図に乗っているようだ。国内がバラバラであることをつけこまれているのではないか。外交安全保障では国内が一致していくべきなのに。野党は野党であり、力(参議院の数)があるからこそ、自制するべきだろう。ましてや政権を獲った後のビジョンがまるで見えない現状では。(問題の参議院の議席数的に)より状況が悪くなるようにしか見えないのに、そっちの方向に行くように応援する奴はいない。
与党は砂の城を固める努力と共に、野党の兵を引かせる技術を考え実行に移していかないとダメだ。攻めて有利だから攻められているという現実を直視しなければならない。