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観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

改めてケジメがつきそうにもない

2010-02-26 00:03:58 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(【鳩山ぶら下がり】子供連れ去り解決のハーグ条約「早く道筋を…」(25日夜))
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100225/plc1002252044017-n1.htm

【自民の審議復帰】

>大事なことは、自民党さんが審議に復帰をしてくれたということであります。このことによって、審議が進むと。すべての政党が参加して、一刻も早く、これはもう正常に戻ったんですから、予算を審議を進めて、予算をまずは、衆議院を通過させるということが大事なことだと。国民の皆さんのある意味での、お暮らしがかかっている予算ですから、そこに正常に戻ったということは、私は良かったなと。そのように思っています。

正常化しますかね?これまで政治と金で攻めて、目先を変えて審議拒否だったわけです。復帰したら、またやるだけで、自民党の審議拒否はケジメをつけるチャンスだったのかもしれませんよ。鳩山政権が国民の疑問に国会の場で答えない限り、同じことだと思います。これだけ疑惑があって居座り続けている政治家は前代未聞だと自覚してください。

>--与党としてゼロ回答といえる状態であることについてはどうか

>「野党が野党としてこの戦術がすなわち、何も取れなかったということでありますけれども、そのことに関して申し上げるつもりはありません」

そりゃスキャンダルは隠さないといけないですからね。証人喚問は他の野党も要求していることであり、何故拒否しなければならないのか、公明正大にオープンにすればいいだけではないのかという疑問が消えることはありません。

また、民主党の野党時代には審議拒否でわんわん言いいながら、与党になれば知らん顔という、なかなかの見識を見せてもらったなあという感じです。

【ハーグ条約】

>ま、この通常国会では無理だとは思っておりますが、これはやはり、世界において、日本は特殊な国だという風に思われつつありますから、そうではないということを示していくためにも、ハーグ条約に対して、できるだけ早く、結論をだすということが、重要だと。そのような指示を致しました

このブログでも以前取り上げましたが、共同親権の問題があるでしょうから、いずれ国会にその話題が出てくるものと思います。国民ひとりひとりの考え方にも関わってくる問題なので、世界がどうした、特殊云々とかそういう問題では全くなく、国会の議論になることが大切だということです。通常国会で出てこなさそうなのは残念ですが、去年の臓器移植法案のように議論されると良いなと思っています。

【天皇の政治利用】

>天皇陛下を政治利用するようなことがあってはならないことは言うまでもありません

山岡とかいう国対委員長が外国人参政権法案を「錦の御旗として今国会で実現」などと言っていた(MSN産経ニュース2010.1.12)ので、白々しく聞こえます。錦の御旗は朝廷の軍を示すもので、これは特例会見を意識したものだからです。結局、民主党はケジメもつけずに、口先だけで言っているので、こうなります。

ツッコミどころしかない

2010-02-25 00:14:38 | 護憲勢力と仲間達
asahi.com 政治 2月24日22時2分 首相「沖縄県の民意理解すべき」 普天間巡る議会意見書
http://www.asahi.com/politics/update/0224/TKY201002240469.html?ref=rss

>鳩山由紀夫首相は24日、沖縄県議会で米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の国外・県外移設を求める意見書が全会一致で可決されたことを受けて、「私どもはそのことを主張してきた経緯があり、

その主張があったことは承知していますが、結局、辺野古以外とかゼロベースなどなどブレにブレたことも承知しています。また、現行案は沖縄の負担軽減に繋がるものであり、それにほとんど反対の主張をしてきたことも承知しています。

>それに対して、(昨年8月の衆院選で)沖縄の県民の民意が示された。

マニフェストには米軍再編や在日米軍のあり方についても見直しの方向で望むと書いているだけです。普天間の名は出ていませんし、見直しとしか書いていません。その主張には文書の裏づけがなく、そのままでは単なる鳩山さんの解釈に過ぎません。

>さらに今回、県議会でも同じ趣旨での民意が示されたということを理解すべきだ」と述べ、意見書の内容に配慮しながら移設先を決める考えを示した。

まず、県議会の決定の民意を鳩山政権は軽く踏みにじっている(地方参政権)ことを指摘しておきます。そして、気持ちを受け止めるのは構わないのですが、辺野古移設は米軍再編の一環でもあり、既に沖縄の負担軽減となる辺野古移設案が地元の容認つきで日米政府合意済みだということも指摘しておきます。基地問題は外交安全保障問題であり、そのような視点が鳩山さんにほとんど欠落していることも指摘しておきます。

Mr神輿

2010-02-24 20:46:24 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(【鳩山ぶら下がり】諫早湾排水門の開門「白紙で臨んで」(23日))
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100223/plc1002232144013-n1.htm

>自民党が審議に出ていただけなかったのは残念でありますが

>大いに国民の皆さんに分かる形で審議(※子ども手当て)をしていくことが大事だと思います

本当にそう思うのなら、自民党の訴えを真摯に聞いてみては如何でしょうか。鳩山という人は、都合の悪いことは国対にお任せしていると逃げますが、奇麗事は国対に任さず自分で放言する、そういう人物だと思います。対話重視という旗振りだけはしますが、政治的困難に踏み込む対話は絶対にしないMr神輿です。

加えて言うなら、鳩山という人は「与える=ばら撒き」(子ども手当ても同じ)だけは、とても張り切ります。ですが、その原資を稼ぐこと(経済発展など)には、ほとんど関心がありません。

>私はやはり、政治は政策ですから、その政策を通じて信頼感を取り戻すということが大事。その中にも、政治資金規正法の改正の議論というものもあろうかと思いますが

政治資金改正法は、政治の信頼回復のためにあるものです。まずは自らが「知らない」と主張している疑惑の払拭のため、秘書などの証人喚問に応じていただくことが肝要です。

>--長崎県知事選だが、選挙戦の最中に石井一選対委員長が、与党候補が負けた場合、「民主党政権は長崎にそれなりの姿勢を示す」と語った。

>--発言の内容が若干、恫喝(どうかつ)まがいに聞こえると思うが、そういう選挙戦についてどう思うか

>「そういう趣旨ではないんじゃないかと思いますけどね。私はあの、その場におりませんでしたから、よく分かりませんが、そういう恫喝まがいのようなことが当然、あってはなりませんし、そういう発言ではないと思っております」

小沢という人の長崎県知事選における利益誘導発言はYouTubeにアップされており、私も見ましたが、何らかの処分をされた方が良いと思います。あれは無党派層の反感を買って民主党系候補の大敗に繋がったとも考えられますし、政府の信頼性をも落とす発言(政府は党への利益誘導のためにあると主張しているも同然)ですから、間違いなく大失言だと思います。

石井一選対委員長の恫喝まがい発言も党・政権の信頼性に関わると思われ、早急に確認することをお勧めします。思っているとか言って、野放しにすることは適切ではないと思います。

>与党、内閣一体となった努力が今求められてるんじゃないでしょうか

ある種一体だから信頼回復のため処分が必要だと言っています。身内に甘いのが特徴の鳩山さんに期待はしていませんが。

>--赤松広隆農林水産相が今日の会見で、長崎県の国営諫早湾の干拓事業の潮受け堤防の排水門の開門について、白紙の状態で検討すると述べた。この事業、公共工事のありかたを問う典型例として取り上げてきたが、首相自身は開けるか開けないかについてどう考えるか?

>私も、諫早湾には、潮受け堤防を見に行ったこともあります。で、いろいろと、その地元の方ともお話をしたこともあります。一方では、この県連をはじめとして、いろいろとこのことに対して苦しんでおられた方々の声、さまざまうかがってまいりました。

民主党に都合の悪いことは言わないことが特徴の人なので、私が書いてしまいますが、地元の方は開門絶対反対だということのようです。だから、開門に至ると地元住民はとても苦しむことになるでしょう。八ッ場ダムで住民の声(政策的判断も)を無視して中止ありきを繰り返す民主党政権ですが、実態として民主党の味方以外の住民は苦しんでも構わないと考えているようにしか見えません。友愛を言うなら、悩んでみせるぐらいのことはした方がいいと思いますがね(鳩山首相の何を信じればいいというのか)。

>したがって、そういうことを含めて、赤松農林大臣が、農林水産大臣が白紙で臨むということでありますから、私もその思いに従うべきではないか。すなわち、また、純粋にさまざまな方々のお気持ちを考えながら、白紙の思いで臨んでもらいたいと思います

沖縄で民主党が衆院選大勝→沖縄の気持ちを連発

名護市長選で民主党推薦の反対派候補の勝利→民意を連発

辺野古地区で基地容認の歴史があったこと→無視

八ッ場住民の中止ありき反対→無視

諫早湾開門反対の住民の声→無視

長崎県知事選で諫早湾開門反対派候補の当選→無視

直ぐ言わなくなったゼロベース発言などブレながらではありますが、住民の声・民意を(政府・政策そっちのけで)党のために政治利用する様が際立っています。神輿の担ぎ手のみが住民と言わんばかりで、こんな酷い政権私は見たことないです。

二匹目の泥鰌

2010-02-24 17:22:29 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(「憎まれるのはオレ1人でいい」 民主の渡部氏が小沢氏批判を抑制)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100224/stt1002241551005-n1.htm

>渡部氏は講演で、「『憎まれるのは俺一人でいい。君らが憎まれ口をいって意地悪されることもないから、参院選までにけじめをつけるから辛抱しろ』と(中堅若手を)抑えている」と説明。

けじめをつけるなら、問題になっている今しかありません。「参院選までに」って一体どういうことでしょうか?去年小沢代表が辞めて支持率が回復したことを意識しているように見えますが、作戦が丸見えではないでしょうか。問われているのは、真摯さの欠片もない民主党の姿勢です。まずは証人喚問に応じていただき、そこで明らかになった事実をもって、必要なけじめをつけていただく、これに民主党も協力していただきたい。民主党のためでもあります。参院選前に問題を隠せば済むとか、そんな舐めた態度ではいけません。

>「今の民主党は大政翼賛会みたいだ。大政翼賛会の時は太平洋戦争になったが、今の民主党には渡部恒三がいる。参院選前に『さすがは』と言われるよう、ちゃんとけじめをつけて党を再生させる」

確かに大政翼賛会というものに似ているような気もしますが、一人の政治家の言葉でどうこう出来るものではありません。スキャンダルの渦中にある指導力無き代表や実権を握っている当の幹事長がその気にならない限り、再生するはずもないということです。参議院選前の辞任があったとしても、所詮は付け焼刃だろうとも言っておきます。その頃には鎮火しており、きっかけもないかもしれませんし、白けてしまうかもしれません。

国土交通大臣に望まれるもの

2010-02-24 14:17:20 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(八ツ場ダム受注業者、自民議員らに約5千万円献金 前原国交相「談合疑われる状況」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100224/plc1002241202003-n1.htm

>中島氏は「政官業の癒着があったと思わざるを得ない」と述べ、早期建設中止を求めた。

建設を中止するか否かは、政策的判断に拠らなければなりません。長崎県で民主党の利益誘導発言が報じられていましたが、民主党は自分達が利益誘導したいと思っているのか、それとも政策的判断で公共事業をやろうと思っているのか、そこが問われているわけです。いい加減気付いてください。政策的判断でやるつもりなら、長崎での利益誘導発言はあってはならないし、八ッ場ダムの中止ありきは有り得ません。ダムにはダムの目的・価値があって、政治的判断とは無縁であるべきだと私は思います。

>前原氏も「受注業者から多額の献金をもらうのはいかがなものか。(献金した)業者の落札率も明らかに高すぎる」と指摘。

公共事業受注のルールについて、必要な法改正などを話し合うことに少なくとも私は反対しません。国土交通大臣として、政策の話をしたらどうなんですか?期待されるのはソコのところでしょう。

>「客観的に見れば談合が行われていたのではないかと疑われる状況だ」と述べた。

疑うのは結構ですが、検察は動いていません。談合は現行法でも犯罪とされており、犯罪に対処するには、それなりのルールの元で行われなければなりません。そうでない限り、単なる放言だということです。

>ただ、民主党も石関貴史衆院議員が代表の党県第2区支部が24万円の献金を受けていたほか、県議2人が代表の党支部も受けており、同党への献金も86万円あった。

金額は少ないですが、民主党には自民党の代わりをやろうという意志があるように見えます。長崎の利益誘導発言はその動かぬ証拠です。また、その能力(権力)もあるから始末が悪い。

自覚が足りない

2010-02-23 06:24:04 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(普天間移設めぐり閣僚間の調整不足露呈 防衛相「2月中選定」を主張)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100222/plc1002221902014-n1.htm

>鳩山由紀夫首相は予算委で「覚悟として5月末までに必ず決着させる」と重ねて表明。

覚悟としては、5月末まで(※政権が危なくなれば、参院選前に辞めることの出来る時期)に必ず決着させるつもりのようです。

>「できなかったときのことを言って外交交渉をする人はいない」※首相

出来なかったときのことが言われるのは、出来そうにもないなと見られているからでしょう。日本政府の総責任者として、責任を痛感していただきたい。

>岡田克也外相は「移設先について日米間で合意できないと、(在沖縄海兵隊のグアム移転に)影響が及ぶ可能性は否定できない」との見方を示した。

米軍再編の一環として、長い年月をかけて辺野古移設で合意しているので、そこを崩すと極めて面倒なことになると思われます。現行案は沖縄の負担軽減に繋がることも事実で、完全とは言いませんが、地元の合意もある案です。

MSN産経ニュース(鳩山首相「税金払っていなかったわけじゃない」 “故意”を否定)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100222/plc1002222038017-n1.htm

>「税金を払っていなかったわけではない。税金を払っていなかったこと自体、全く知らなかったことで、その事実が分かった瞬間に、納税の義務を果たしてきたつもりだ」※首相

「知らない」と首相が独りいくら言い張ろうと全く無意味です。子どもじゃあるまいし。とりあえず当事者たる秘書の証人喚問・隠している資料の開示をしていただかないと、多くの国民の疑問には答えられないでしょう。トヨタじゃないですけど、不透明に過ぎるんですよね。

また、元々このスキャンダルは鳩山由紀夫さんのスキャンダルなのですが、何故か弟さんの方が先に納税の義務を果たしてしまいましたね。何だか自分は潔かったみたいなことを言っていますが、私の記憶が確かならば、兄貴はグズグズしていたと思います。

asahi.com 政治 2月23日0時24分 普天間移設「決めたものがベスト」 首相が苦言
http://www.asahi.com/politics/update/0222/TKY201002220382.html?ref=rss

>鳩山由紀夫首相は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、平野博文官房長官が「(移設先は)ベストではなくベターになるかもしれない」と述べたことについて、「決めたものがベスト。ベターとかベストとかいう議論そのものがおかしい」と述べ、苦言を呈した。

平野官房長官がベター・ベストの議論を始めたわけではありません。仲井真沖縄県知事が、そういうことを言って、平野氏はそれに対してコメントしただけです(子分は犠牲にしてもいいというのが、由紀夫流親分のあり方ということか)。また、アメリカも今に至るまで現行案の履行がベストを繰り返してきました。日本の首相としての自覚が足りないと見られても仕方がありません。

八ツ場ダム問題/地盤沈下と関東における利水の必要性

2010-02-21 16:57:55 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(「税の使い道見直す作業」 八ツ場ダム中止で国交相)
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100220/lcl1002201837001-n1.htm

>前原誠司国土交通相は20日、群馬県桐生市で開かれた民主党衆院議員の会合であいさつし、八ツ場ダム(同県長野原町)について「従来止まらなかった公共事業をいったん止めて、税金の使い道を根本から見直していこうという作業をしている」と述べ、あらためて中止方針に理解を求めた。

政権交代がなかったのが原因かもしれません(そういうわけで地方自治体レベルではありました)。見直しはいいと思います。中身が良ければ。八ツ場ダムの場合、存続の方が税金を掛けないですむという意見があります(極めて重要)し、総合して、とても中身があるとは思えないから、中止が問題になっているのではないでしょうか。自分の間違いに気付いたら、行動を止める勇気がほしいところです。朝令暮改というには時間を掛けすぎましたが(鈍重すぎる)、そのぐらいは従来からあったと思います。

>前原氏は「税金の使い道を変えなければならないというのが政権交代の大きな意味だった」と説明。

変えて中身がなければ意味がありません。早く国会の場で野党の疑問に真摯に答えながら国民に説明してくれませんでしょうか?今度の政権交代の特徴は「独善」ではないかと思います。当然答えるべき批判からは逃げの一手ですから。これまで手をつけにくかった歳入面の改革の方が実質的な価値があるとも思います(景気は悪いですけどね)。

>「一番心が痛むのは現地の方々に非難が集まること。現地の方々は被害者であり、政策転換による犠牲者だ」

変えなければ犠牲者は出ません。犠牲者を出すなら、キチンとした理由が要るはずで、中止を繰り返すばかりで、まともな説明は出来ていないと思います。中止ありきは宣告です。辺野古移設案ですらあった、説明・合意形成という通常のプロセスが抜けています。

地盤沈下:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2010-02-21 16:57:55
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%9B%A4%E6%B2%88%E4%B8%8B

>一度沈下が発生してしまうと、二度ともとの高さまで戻ることはない不可逆性を持つ。建築物の倒壊や、農業用水路の機能停止や防潮堤の機能不全を招き、社会的被害は甚大となる。

>広域の沈下を発生させない対策としては、地下水の揚水量を減少させることである。その対策は、以下の3つにより行われている。

* 揚水量そのものの規制
* 代替水の確保・供給
* 水利用を合理的利用(節水)の促進

>これらの施策により揚水量は徐々に減少し、要綱指定3地域のうち南関東を除く2地域(濃尾、九州)では、目標揚水量を下回るようになってきている。

環境省:全国地盤環境情報ディレクトリ:埼玉県関東平野南部の地盤沈下情報
http://www.env.go.jp/water/jiban/dir_h20/11saitama/kantouminami/index.html

>水源の転換を積極的に促してきたことなどによって、平成10年以降は、関東平野北部地盤沈下防止等対策要綱による県内の保全地域の地下水採取量が、埼玉県で目標と定めた採取量、年間3.2億tを達成し、沈下量は緩やかになりつつも、渇水となる年には沈下地域の拡大が見られ、地下水需要が高まる傾向が伺える。

ダムは時と共に埋まっていくものでもあるし、いい加減、環境面から考えても、関東では利水が必要なのだということを認めた方がいいのではないでしょうか。私はそう思います。脱ダム宣言なんてものもありましたが、地域の利水の必要性を考慮していないインチキではなかったでしょうか。よくよく見直してみる必要性がありそうです。

King由紀夫の放言

2010-02-21 13:27:35 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(【鳩山ぶら下がり】普天間移設先「ベストを探す」(20日午後))
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100220/plc1002201921011-n2.htm

>沖縄の皆さんにも理解をされて、アメリカにも分かってもらえて、そして当然、政府として、与党3党が協力していくなかで、しっかりとした、それぞれが、良かったといえるような案を作ることですから、それは、私はそれがベストだと

>ベストとかベターとか、そういう発想ではなくて、それぞれが理解するものがベストだと。

>ベターではなくて、やはり私どもはベストを探すんです

>「うん。私は、だから、国外とか国内とか県外とかいう発想もすべて含めて、ベストを探すと。平野官房長官も、まぁ、いろんな発言、いろんな方々の意見をうかがいながら発言されてるんでしょうけど、当然、そこで決まるものがベストなんですよ」

平野官房長官の発言は、仲井真県知事が「県外がベスト」と言ったことに対し、必ずしも知事のベストにすることは出来ないかもしれないことを示唆したものです。これは相手方のある交渉だから期待に添えない可能性(客観的に見てその可能性は高い)があるということ、基地問題は第一に国の管轄である外交安全保障問題であるから、必ずしも沖縄の代弁者たることは出来ないということを考えると、それなりに真摯な言葉でないかと評価できると思います。

ここで鳩山発言ですが、最大限好意的に見れば、平野発言を恐らく確認しないまま、喋ってしまってるからでもあるのでしょう。まるで脈絡がありません。仲井真知事は県外がベストだと言ったのです。鳩山首相は結局決まったものがベストだと主張していますから、①(アメリカの主張する「現行案がベスト」を無視して)現行案以外というか県外に決めるつもりである、と解釈することは難しく、②沖縄のベスト・アメリカのベストなど関係ない、決まったものがベストだから、そう思ってくれということになってしまいます。言葉は丁寧ですが中身は傲慢です。また、岡田外相が拘っていたのは嘉手納統合案だということも指摘しておきます。

何から何まで間違っている

2010-02-19 21:10:19 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(【鳩山ぶら下がり】労組との関係「応援は感謝するが…」(18日夕))
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100218/plc1002182040018-n5.htm

>--稲嶺さんとの関係だが、名護をはじめ沖縄の地元の人たちは北部振興策の期限がきれることを懸念していると思う。総理としては、振興策をどう進めようと考えるか。また、基地と振興策はよくアメとムチとたとえられるが、両者の関係はどういう風にあるべきと考えるか

>「私はアメをやるから、言うことをききなさいというやり方は、旧来あったかもしれませんが、あるべき姿ではないと思います。ヤンバルの地域が、特に沖縄でも中部から北部にかけては、いわゆる開発というか、必ずしもインフラの整備が進んでいない地域でありますから、そういう地域にお住まいの方に対しては、当然のことながら、この日本全体を眺めていく中で、やはりもっと、この政府として、インフラを含めて、整備を行わなきゃならない地域だと。そういう認識のもとで、やるべきだと思います。で、そのことと、だから基地を引き受けなさいとかですね、そういう発想に立つべきではない。私は基本的にそう思います」 

何から何まで間違っていますね・・・この人は。住民が望まない施設を受け入れる時、代償を受け取るのは当然の権利としかいいようがありません。逆に言えば施設を受け入れないのに代償だけ受け取るのはどう考えても有り得ませんでしょ。言ってて恥ずかしくないんですかね?賛成して貰って反対して追い出して貰うのは当然の権利ということですから、舐めるのにもほどがあるというものでしょう。指導力ゼロ首相はさすがに言うことが違います。こんな最低の首相見たことありません。

インフラの整備が進んでいない云々も間違っています。北部振興事業の内容(平成17年度)(ネット上にある最新版)を見ましたが、名前通り単なる振興事業です。基地受け入れと引き換えに優遇しているということで間違いありません(他の地域は貰っていませんから)。インフラが遅れ気味は事実と思いますが、全国田舎に共通事項で、そこは今効率云々で切る切らないの話になっていることは、皆さんご承知の通りで、鳩山政権の場合は、「コンクリートから人」を明言してしまいました。つまり、鳩山という人間(?)が嘘吐きか馬鹿でなければ、インフラ整備(公共事業以外の何ものでもありません)なんて、真っ先に切る類のものです。完全に話をすり替えています。

ヤンバルの名前を出すのもヤブヘビでしょう。

山原(※ヤンバル):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2010-02-19 21:10:19
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%8E%9F

>山原(やんばる)とは、沖縄県沖縄本島北部の、山や森林など自然が多く残っている地域をさす。また、沖縄本島の名護市以北を単にさすこともある。

>山原固有種も多く存在する。そのため、山原は「東洋のガラパゴス」と称されている。

開発が進んでいないから、固有種・自然が残っているわけです。お分かりですか?海を埋め立てちゃイカンと言った人がいましたけど、自然を言うなら開発しちゃイカンのです。鳩山首相の「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい」(MSN産経2010.1.14 17:01)に近しいものがありますが、環境を重視するのであれば、開発しない方がいいんじゃないかということになってしまいます。農業振興を名護市長も言っていましたが、残念ながらそれは環境破壊でもあるということです。

はあ、そうですか・・・

2010-02-19 20:38:00 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(シュワブ陸上案で首相「米側に打診してない」 平野長官は沖縄再訪問)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100219/plc1002191840015-n1.htm

>鳩山由紀夫首相は19日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先として米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市辺野古)陸上部が浮上していることについて、「あらゆる選択肢を視野に入れ、1つ1つを検討している段階だ。したがって米国に正式なルートで打診していない」と述べた。

>「最終的に連立政権を維持する形の結論を出す」

アメリカ側と正式に話し合っていないのに、連立政権は維持するんだそうです。これが社民は説得できるということなら、落ち着くところに落ち着いたということなんでしょうが、どうなんでしょうね?

また、米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市辺野古)陸上部については名護市長が反対です。権限はないとは言え、民主党は現名護市長を支持してきました。アメリカは今の合意が最善で説得の自信はあると言っています。どうなることやら。