鉄道仲間だった友人から久しぶりに連絡が入った。 詳しくは聞かなかったが、どうも体調がかなり悪いとのことであった。 そこで、ふと思い出したのが、深名線にあった「北母子里」駅のことである。 当時から赤字路線であった深名線だが、代替バスへの切り替えが困難だという理由で、分割後も生き残った数少ない路線であった。 約45年も前のことなので、記憶は定かではないが、確か、前年(?)に日本の最低温度の記録を樹立した地域に近いこの「北母子里」駅に立ち寄ろうと思い立ったことがある。 もちろん、夏だったが、駅で一晩過ごした。 ちょっと調べてみると駅舎は無くなっているが、ホーム跡は雑草に隠れて残っているようである。 北の大地で満天の星空を楽しんだのも、遠い、遠い過去になってしまった。 あの頃、知り合った多くの友人も、皆、老年になってしまった。 今、どうしているのだろうか?
From Face Book: Good memories of Kitamoshiri station