九州大学箱崎キャンパスの跡地利用計画が一歩前進したようである。 コロナ感染拡大で遅れていたが、18日に住友商事を代表者としたJR九州、西鉄・西部ガスなどのグループが優先交渉権を獲得し、「HAKOZAKI Green Innovation Campus」構想が実現化していくようである。 面積は約50万平方メートルで、ペイペイドーム7個分の更地があるわけで、一から自由な設計が可能である。 何年先の完成かはわからないが、鹿児島線の箱崎駅と千早駅の間に最寄り駅が開業するのは、2027年ということである。
どんな先進的な街ができるのか、非常に楽しみな反面、これで我々の青春の町「箱崎」が完全に消えてなくなることになる。 スマホもネットもなく、中にはジャージに褞袍姿の若者が、コンビニなどない狭い路地が続く古い町並みの中を自由と若さを謳歌し闊歩したあの姿も、もう高齢者の記憶の中にしかない。 そして、それもやがて消えてなくなる。 そう思うと、やはりちょっと寂しい。
From Face Book: HAKOZAKI Green Innovation Campus.