オフィスの片づけをしているが、今回は洋書の処分を行った。 校費で購入したものは図書館に返却予定だが、それ以外のものの中には数十年前に正規ルート以外で個人的に購入した本も少なくないため基本的に廃棄することにした。
表紙を見ると、いろいろな思い出がよみがえるが、特に大木先生が書かれた「Applications of Dynamic NMR Spectroscopy to Organic Chemistry」と「Purification of Laboratory Chemicals」には、本当にお世話になった。 前者は、シクロファン類の研究を始めた時期に、その動力学的評価が分からず繰り返し読んだ記憶がある。 後者は、合成がうまくいかない時には、頻繁に利用したものである。
ちょっともったいない気もするが、まあ時の流れである。
From Face Book: Saying good-by to my old books.