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旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

先導研伊都キャンパス

2023-12-11 19:23:09 | 大学のこと

     

現在勤務している九州大学先導物質化学研究所であるが、私のいる筑紫キャンパスの他、伊都キャンパスにも建物がある。 まだ、面識のない先生もおられるので、伊都キャンパスの研究所に伺った。 

     

     

伊都キャンパスの先導研には、教授6名、准教授9名、助教13名、学術研究員7名、テクニカルスタッフ15名がおられる。 ちなみに、筑紫キャンパスの先導研には、教授10名、准教授10名、助教14名、学術研究員6名、テクニカルスタッフ21名がおられる。 合計では、教授16名、准教授19名、助教27名、学術研究員13名、テクニカルスタッフ36名ということになる。 

     

私が3月まで所属していた九工大応用化学科は教授6名、准教授10名、助教3名、学術研究員、テクニカルスタッフ少数となっている。 改めて、旧帝大系列の組織の大きさには驚く、特に、助教の数の違いは顕著である。 伊都キャンパスで、多くの20代前半の学生を見かけると、まだまだ多くの夢に溢れている姿を羨ましく感じられた。

     

From Face Book: Institute of Materials Chemistry and Engineering at Ito campus.

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変わってしまったキャンパス周辺

2023-11-27 13:05:15 | 大学のこと

     

10月から週に数回通っている九州大学筑紫キャンパスであるが、約30年前とは周辺が大きく変わってしまった。 以前は「白木原」だった駅名が「大野城」と変わり、駅舎も橋上駅となり、キャンパスへの利便性も向上している。 

     

     

そして、何と言っても、周辺には大規模マンションが林立しており、昔の何となく荒れた空き地に囲まれた雰囲気はなくなった。 

     

そのため、人口も増えたようで、快速が停車するようにもなっている。 そんなわけで、博多駅から約10分で到着する。 オフィスからも約10分で駅なので、九工大時代と較べると、通勤時間は極端に短くなった。 ただ、電車に乗っている時間が少なくなったのは、ちょっと寂しい。

      

From Face Book: The surrounding area of Chikushi campus has totally changed.

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放送大学福岡学習センター

2023-11-15 11:35:06 | 大学のこと

     

10月から通っている筑紫キャンパスだが、そこには放送大学がある。 実は、大学時代の一学年先輩のH先生がそこの所長に4月から就任されていたので、部屋まで伺った。 H先生は、非常に優秀な先輩で、配属された研究室をそのまま引き継がれ、その後、学部長や理事を歴任されている。 

     

     

名前は知ってはいたが、詳しいことは何も知らなかった放送大学についてもいろいろと教えて戴いた。 ちなみに、現在、約8万5千人の学生がいるそうである。 また、出身学科の先生方の話も盛り上がった。 

     

31年ぶりの古巣だが、まだまだ、知り合いの多くの先生方も活躍されており、今後の交流も楽しみである。

From Face Book: Fukuoka center of the open university of Japan.

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2023後期スタート

2023-10-14 12:00:20 | 大学のこと

     

後期の講義がスタートした。 応用化学科の1年生の講義だが、例年なら、入学時のオリエンテーション等で顔合わせしているのだが、それがないため、初めての対面である。 彼らが、卒業や修了する頃の社会や経済状況はどうなっているのだろうか。 ただ、学科の廊下に掲示してあった就職関係の案内、30年前と何にも変わっていない。 こんなことで大丈夫なんだろうか? 

From Face Book: The second semester has just started.

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800MHz NMR スペクトロメータ

2023-10-04 10:13:36 | 大学のこと

     

所用で九州大学先導物質化学研究所を訪れた。 ここは、31年前まで過ごした場所で、当時は機能物質科学研究所という名称だった。 建物自体は、当時のままだが、大野城駅からの出入り口が整備されていた。 

     

ちょっと、キャンパス内を散策したが、いろいろと懐かしい思い出が蘇ってきた、当たり前だが、当時の先生方はもういない。 今回、800MHzと600MHzのNMRを見せて戴いた。 特に、800MHzは、見るのが初めてである、まず、その大きさもさることながら、担当者から測定内容についてお聞きし、改めてその先進性にも驚いた。 ちなみに、価格は約3億ということである。 

     

     

このような機器を駆使すれば、我々が合成した化合物についても、まだまだ多くの特性が明らかになっただろうな。 もう一度、戻ってみたいものである。 やはり、主要大学と地方大学との差を感じてしまう。

From Face Book: 800MHz NMR spectrometer.

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Good-by to tsuge@che.kyutech.ac.jp.

2023-08-12 11:58:40 | 大学のこと

     

先日、応用化学科からのメールで、これまで長きにわたり使ってきたアドレスの転送サービスもなくなり、この8月中旬でアドレス自体が使えなくなるとのことである。 数年前までは、使っているアドレスは生涯メールで、退職後もずっと使用できますとか言っていたが、まあ、世の中そんなものである。 約30年間、慣れ親しんだtsuge@che.kyutech.ac.jpともお別れである。 思い起こせば、九工大に赴任時は、まさにインターネットの黎明期で、廊下中にイエローケーブルが張り巡らされ、各マシンにはIPアドレスが振り分けられていた時であった。 確かキャノンが開催していた電子メールの講習会に、同じ学科のS先生と出席し、とんでもなく便利な時代の到来を予期したものであった。 そう言えば、「Mosaic」なんてブラウザを使って、数少ないウエッブサイトを感心しながら閲覧していたことを思い出す。 さらに、赴任時に約100万円で白黒のレーザープリンターを購入したものである。 隔世の感がある。

From Face Book: Good-by to tsuge@che.kyutech.ac.jp.

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凋落していく日本の研究力

2023-08-09 14:15:11 | 大学のこと

       

もう最近はあまり話題にもならなくなったが、他の論文に引用された回数が上位1%に入る「トップ論文」や上位10%に入る「注目論文」の国別の数において、日本が順位を落とし続けている。 前者では、スペインと韓国に抜かれて12位、後者でも過去最低の13位となっている。 例えば、スペインや韓国の人口を考えると、その差は非常に大きい。 私が研究を始めた80年代後半は、日本はトップ3に入っていたことを考えると、その間の凋落傾向の中で大学生活を過ごしたことになる。 このことに対する文科省の見方は、「日本の研究力が低下しているわけではない。 そのうえで、働き方改革などにより、研究時間の確保が難しくなっていることや教育の一環で研究をする場合が多くみられるなど海外と比べてチーム構成の違いなどが順位に影響している」である。 ただ、そう言われても、年中行事のような名称を変えるだけの改組、入試改革、教育改革、予算の選択と集中等で研究者の研究時間を大幅に削減したのはどこだったのだろうか? という素朴な疑問が湧く。

        

From Face Book: Consecutive decline in research activity of Japan.

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東京支部の化学分会総会で講演

2023-07-09 14:26:23 | 大学のこと

      

九州工業大学の同窓会組織「明専会」の東京支部の化学分会総会で講演をする機会を戴いた。 

     

     

約1時間半、本学で過ごした31年間を振り返って、研究、各種行事、大学生活等の話をした。 

     

     

     

引き続き、総会、その後懇親会が行われた。 ほんとうに居心地が良く楽しい会であった。 

     

     

諸先輩方、そして若い会員の方と、本学のいろいろな話題で盛り上がった。 たぶん、大学の同窓会組織としては、最も結束力のあるものの一つであることは間違いない。

     

     

     

     

また、嬉しいことに、同じ歳で、10年弱本学で一緒に過ごした市川先生も来られた。 

     

     

     

     

この会場の「九州工大鳳龍クラブ」は新橋駅に隣接する新橋駅前ビル1号館の5階にあるのだが、このビルの雰囲気はまさに昭和そのもので、何となく懐かしい雰囲気があった。 ただ、聞いたところによると、数年後には建て替わるとのことである。 

     

     

     

     

     

少し飲みすぎてしまい、帰りの飛行機内では爆睡であった。

      

From Face Book: My talk at the event of the alumni association of KIT.

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学期末試験

2023-07-06 14:30:44 | 大学のこと

     

学期末試験が近づいているが、大学によって随分と実施方法が違うことに少し驚いている。 九工大では、試験日に、作成した試験問題を自分で配り、監督し、そして集めて、採点という流れであった。 一方、福大では、期日までに、決まった書式を用いて、本試、追試、再試と三種類の問題を作成して、それらを学科事務にアップロードする。よって試験当日は、大学には行く必要がないとのことであった。 試験監督は事務方が担当するようである。 ちなみに、講義時間は90分であるが、試験時間は60分となっている。

From Face Book: A Chemistry final.

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超便利になった福大

2023-06-21 12:06:16 | 大学のこと

     

週に一度、通っている福大だが、担当の講義が3時限目なのでいつもランチは学内で食べることにしている。 今回は、文系センター16階の食堂の山側に座ってみた。 

     

我々が子供の頃、福大と言えば、町はずれの不便な場所という印象が強かった。 とにかく天神方面からはバスしかなく、その上片道一車線の渋滞道路であった。 

     

     

ところがである。 今はキャンパス横を都市高速環状線が走り、キャンパス内には地下鉄の駅もある。 空港、博多駅からの利便性は抜群である。 

From Face Book: Lunch on the 16th floor of the building at Fukuoka university.

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中間試験(福大)

2023-06-09 14:43:22 | 大学のこと

     

福大で非常勤で担当している科目の中間試験を行った。 これまで経験のなかった文系の学生相手の「化学」に関する講義ということで、いろいろな試行錯誤の末、何とか前半を乗り切った。 原子の構造や電子の性質、分子の性質、形状等、極力、平易な言葉で分かりやすく説明できたのが良かったのか、100点の学生も数人いた上、平均点も許容範囲内であった。 ほっとしている。

From Face Book: The mid-term exam.

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卒業アルバム 1980(2)

2023-06-06 10:51:05 | 大学のこと

     

卒業アルバムの中に合成化学科の集合写真を見つけた。 ほんとうに懐かしい先生方の顔が並んでいる。 教授の先生方も多くは40代で、今思うと、非常に厳しくかつ元気のある学科だった。 ただ、もうほとんどの先生方は鬼籍に入られている。 

     

     

22歳だった私の写真もあるが、当時は、一体どんなことを考えて日々過ごしていたのだろうか?

     

     

     

     

当時の九大祭等、未成年の飲酒が公然と許されていた昭和のいいかげんさも懐かしいものである。 

     

あれから43年の月が流れてしまった。

      

From Face Book: The yearbook of 1980(2).

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卒業アルバム 1980(1)

2023-06-02 16:39:27 | 大学のこと

     

机周りを整理していると、懐かしいものが出てきた。 大学の卒業アルバムである。 

     

そもそもこんなものがあることさえ、すっかり忘れていた。 43年前のアルバムである。 

     
     教養部 六本松キャンパス

     
     中央図書館

     
     記念講堂

写真にある箱崎キャンパス、教養部の六本松キャンパスも無くなってしまっている。 

     
     工学部周辺

当時、青春を謳歌していた学生達も、皆、還暦を過ぎているはずである。 

     

     
     理学部前の空き地 建物は航空工学科と造船学科

     
     理学部

     
     昼間から学内で堂々と生ビールが飲めた時代

     
     当時は、まだ市電が走っていた

今とは、おおきく異なる学生生活、まだまだ、昭和の香りに溢れていたキャンパス、もう遠い過去になってしまった。 

From Face Book: The yearbook of 1980(1).

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名誉教授称号授与式

2023-05-25 12:09:43 | 大学のこと

   

名誉教授称号授与式が行われたので出席した。 これが、おそらく大学での最後の公式行事となる。

      

     

  

名誉会員と似たようなもので、実態は大学とは何の繋がりもなくなるのだが、まあ肩書として大学で仕事をしたことがある人だなあと思われるくらいである。 

  

     

     


本学では、2年前の改定により、基本的には教授として15年勤務したことが条件にはなっているようである。 

     

幸い、南カルフォルニアのような爽やかな青空にも恵まれ、長いようで短かった大学生活に完全に終止符を打つことができた。

      

From Face Book: Emeritus professor.

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南カルフォルニア大学卒業式

2023-05-13 14:32:27 | 大学のこと

    

USC(南カルフォルニア大学)の第140回卒業式(commencement)が、5月12日に行われたようである。 雨が降らないというのが前提のロサンゼルスにあるので、もちろん式典は屋外で行われる。 2年前は隣接するコロシアムで分散型の式だったが、今回は、完全に通常の式典に戻ったようである。 もちろん、日本の卒業式とは随分と違うのだが、一番の違いは、やはり国歌演奏の際、海軍、空軍、陸軍等の旗を持った学生が、最初に入場してくることだろう。 やはり、国防に対する考え方が日本とは全く違う。

     


From Face Book: The 140th Commencement Ceremony at the University of Southern California.


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