ヒデ坊!の?つれづれ道草(´ω`;)

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水道施設見学①(利根大堰~朝霞浄水場)

2012年11月21日 | うろうろシテ(国内編)います。


好天も風が強い一日、東京都水道局主催の水道施設見学会に参加した。
埼玉県行田市を流れる水量豊富な利根川にある利根大堰、ここから水路を引いて群馬、埼玉、東京方面へ水を送っている。
ここにある独立行政法人水資源機構が管理する利根導水総合事業所では、利根川を含む各水路の流量を常時管理してコントロールしている。
堰に三箇所ある魚道の一つを脇から観察できる「大堰自然の観察室」があって、この時期ガラス越しにサケの遡上を見る事が出来る。
利根大堰から武蔵水路を通じて荒川に放流されたあと、その下流にある秋ヶ瀬取水堰から朝霞水路(新河岸川まで隅田川浄化用の水も運ばれている)を通って、都最大能力(170万㎥/日、都の1/4をカバー)で高度浄水処理施設(オゾン、生物活性炭、後段ろ過)のある朝霞浄水場へ送られている。
限られた敷地を有効活用して立体的な構造で水処理している。
はるばる送られてきた川水が着水井へ噴出しているさまは豪快だ。
朝霞浄水場と東村山浄水場(通常、多摩川水系2:8利根川水系)は原水連絡管で相互供給出来るようになっているが、普段は朝霞から送水している。
現状、多摩川の水量が少ないため、都の水道水の大部分は利根川、荒川水系で賄われている。
命の水をお勉強したあと、別な意味での命の水を「ひもの屋」の金目鯛を肴に給水した。

コメント
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