赤城から水上にかけて紅葉が美しい関越自動車道を新潟県燕市の分水良寛資料館(300円)に向かってドライブ。
入り口に、定番イメージの子供達と手まり遊びをする良寛さんのジオラマが展示されている。
そのあと、源義経が都落ちの途中に参詣した国上寺(その時寄進された大黒天像を安置している)へ。
本堂を少し下ると、良寛さんが十数年定住した五合庵があり、質素な生活と人柄がイメージされる建物だ。
庵の近くからショートカットに124mの赤い千眼堂吊り橋が朝日山展望台(佐渡弥彦米山国定公園内)まで架かっていて、散策するのに大変便利だ。
近くにある寺泊アメヤ横丁は日曜日でもあるせいか、隣接する駐車場からは車が溢れ、買い物客、観光客で大賑わいだった。
その先、出雲崎の良寛の生家跡に建つ良寛堂の中には、いつも持ち歩いていた石地蔵をはめ込んだ多宝塔が納められている。
日本海に面した裏手には、真近かに見える母の出身地佐渡島に向かってぽつねんと座っている良寛像がある。