そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

2月25日(水)その2

2009年02月25日 | 昔日記
 教授会では心理学のT教授の隣に座ったので、体重がどうにか85kgまで落とせましたと申し上げた。T教授は見事なダイエットを実現された方で、統計学の専門書を出すより、ダイエット本を出した方がよほど儲かるんじゃないかなと思う御仁である。神楽坂の蕎麦屋の話になり、どこがいいかと尋ねられたので、「志ま平」「蕎楽亭」「玄菱」をお教えしておいた。

 18:00からは文芸や表象関係コース合同の教員懇親会に出席する。簡単にいえば、非常勤講師の先生方をご慰労申し上げる会ということだ。ヨーロッパ方面ご専門の先生方が比較的多いせいか、いろいろなワインがずらりと並び、ハムやソーセージ、チーズなどなど、国文系とは文字通りテイストが違って面白かった。スペイン産のチーズとやらは、実に美味いものでありました。

2月25日(水)

2009年02月25日 | 昔日記
 実は大失敗をやらかしたのだが、何とかなった。剣呑、剣呑。人間だもの、間違いはあるさ。

 10:30から教授会。席について会議資料を開いたら、博論審査が山のように書いてある。ありゃりゃ、今日はそういう会議だったっけ? 教授会での出来事をここに書くのは非常にマズいかもしれないが、遂に定足数は満たされなかった。つまり、これらの学位審査は、すべて次回送りとなったのだ。あ~、なんてひどい、アーウィ、お話~♪(越路吹雪風)。大学院教務の怠慢、研究科長の危機感の無さが原因だ。メールで会議内容を一括知らせれば、それで済むと思っている。甘いなあ。人文学系をナメたらあかんぜよ。

 それで、会議は早く終わるかと思いきや、頓狂な意見を捲くし立てる×××教授に、辟易する。A教務主任の応対もよくなかったぞなもし。うんざりしているのが見え見えで、心よりご同情申し上げるが、もう少し軽妙にいなすべきだろう。五十歳を過ぎたのだから、I学生担当みたいにとぼけた味を出して欲しいね。

 教室会議まで40分しかない。「すゞ金」に走って行き、鰻重と肝焼き、それに米の汁を熱くしてもらう。12:30から会議だからと、大将を急かせてしまった。カウンターでご常連さんが、飲みながら大声で女将さんと話している。ちょっとうざい。持参の高麗青磁で、米の汁を「ごっくん」と流し込む。(笑

 教室会議も出席者僅少だった。連絡に問題があったと思う。難しい話で時間がかかったが、夕方まで帰れないので、どうでもよい。U教授が怖い顔していた。Wさんの博士論文については、無事に提出が承認された。

 研究室でメールチェックすると、研究科長から、定足数が満たされなかったことに対する文句のメールが来ていた。しかし、何が「危機感を持つ」だ。アホらしくて、やってられん。