そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

2月11日(祝)

2009年02月11日 | 昔日記
 K教授にいただいた「マヌカ」というニュージーランド産の蜂蜜は、とても抗菌力が強くて、ピロリ菌もやっつけちゃう効果があるらしい。胃腸の具合が悪いとお嘆きの我が家の女性軍にも、ありがたく舐めさせていただくよう勧めた。煽げ、煽げ…まあ、器量は人並というところなんだが(本歌は狂言です)。「マヌカ」かあ。「コヌカ」なら、雨降る御堂筋なんだけどねェ・・・まさか!

 床屋へ行く。今日はあんまり短くしないでね、とお願いした。私は、蕎麦屋の主人風に極端な短髪にしたいのだが、パートナーはよしなさいという。短い方が洗髪の手間もかからず、シャンプー・リンスも極少量で済み、いいことばかりだと思うのだけれど…。お喋りしながら、若旦那に刈ってもらう。

 理容組合もだんだん加入者が減っているらしい。国家試験の課せられる業種だが、いろいろ変化が生じているのだろう。ネイルアートには国家試験は無いらしいが、さる腕時計会社のイベントで、アトラクションにネイリストを呼んだ際、わざわざ理容師資格を持つ人が招かれたのだそうである。それは、「国家資格を持つネイリスト」と公称できたからなんだって。理容師は国家資格だが、ネイリストは小島よしおだ(そんなの関係ねえ!)。なるほどねえ、表示はウソではないわいな。

 若旦那が、ネイリストには有名な人がいっぱいいるんですよォとのたまうので、知ってるよ、一番有名なのはインド人だろ、と言ったら、すぐには解からなかったみたい… ほら首相の、とヒントを出すと、隣の客に鋏を使っていた大旦那が噴き出した。あ、ありゃネルーだったか。間違えた。ぽん(吸着音