松野陽一先生からご新著を頂戴したので、お礼状をしたため投函に出る。その時、同居人から税金の支払い期限が今日だと言われ、手持ちの現金を持ってコンビニへ行き支払った。授業の前には郵便局で書籍代金を振り込み、そのまま研究費処理をしたところ、請求書に日付が無いと突き返された。また古書店に電話して、先に送ってもらった写本の請求書を同居人宛に再発行してもらうことを依頼し、こちらは快諾してくださった。歌の本のつもりで買ったら、謡の本であったという次第。
さて午前中は卒論指導。焦点が定まってきた。報告者は大学院進学志望者ということもあって、受験前に提出する研究計画がきちんと書けるよう指導していかなければならない。次なる課題が明瞭となったので、よかったわい。続く博士課程の研究指導は、W文学会大会発表に申し込む予定のS氏をゲストに迎えて話してもらった。もうほとんど完成した内容で、資料の細かな点に対していろいろ指摘が出たが、まことに有意義であった。院生諸君もさぞや勉強になったことだろう。S氏、一時は体調がすぐれなくて心配したけれど、かなりよくおなりである。修士の演習も、みっちり輪読を進めた。
情痴大のN教授から、突然問い合わせのメールが来た。私か、A師匠の出しているCDブックをお聴きくださいと返信する。情痴の露文の先生からのご質問なのだとか。どういうご趣旨なのかはよく分からず。
18:30からの学生研究会は、主要メンバーが教育実習に赴くため、来週からはしばらくお休みとなる。今日はTea大の学生さんが、実に綿密な報告をしてくれた。しかし、難しいテキストである。貫之は、この作品でいったい何をしたかったのかな? 20:00に終わり、皆で「かわうち」へ行く。大将からカツ煮を勧められた、要するに、カツ丼の台抜きである。
本日は授業も研究会も、実に充実していたが、さすがに4コマをこなすとへとへとだ。眠くなった。お店にお客は少なかったが、A教授はやっぱり飲んでいらっしゃった。