そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

2月19日(木)その2

2009年02月19日 | 昔日記
 研究室の鍵を閉めて廊下を歩き出したら、斜め向かいの会議室から、何とT准教授が出ておいでになった。しめた、ここで逢ったが百年目! 次の執行委員にご就任いただけないでしょうか?と切りだすると、いつかはやらなければと思っておりました、子どもも小学校にあがったので、お引受けいたします、との有り難いお返事である。あな、嬉しや。すぐ研究室にとって返し、職場議長と同僚執行委員に、T准教授ご快諾の一報をメールする。

 ウチの職場区は、まあ教員数も多いんだけど、執行委員に欠員を生じているどこかの区や、連続して同じ御仁が執行委員になった前代未聞のどこかの区とは違って、なんと健全なことだろうか。学部長だって必ず1期で交替という風土だからか。お互いさまの精神が徹底している。

 よし、「太郎月」で祝杯ぢゃと、勇んで店の前まで辿り着くと、パートナーもちょうど帰るところだという。「太郎月」で待ち合わせて軽く飲み、一緒に帰宅する。「太郎月」の払いはパートナー持ちとなった。なんと幸運続きの一日だろう! 生活費=給与を全部渡しているから、たまにはこういうことがあっても罰は当たるまい。ああ、あなたと結婚して本当によかった、と抱きつきたくなる。近々振り込まれる予定の印税も、耳を揃えて渡したくなる。う~ん、さてはそれが狙いなのかな…?

2月19日(木)

2009年02月19日 | 昔日記
 10:30から教授会だが、終わったのが12:30過ぎ。何で長引かせるんだよ~、バカヤローと叫んで、教員組合の職場会へ。そうしたら長引かせた張本人もお出ましになったので、下を向いて黙っておった。

 次期執行委員候補、つまり私の後の執行委員についての相談はすんなりまとまった。昨日、やってもいいとおっしゃっていたT先生に、改めてお願いすることになる。うまくいくといいけれど…。委員長の小冊子問題は、わが職場区では評判がすこぶる悪い。人文学系学部だから、皆が経済学なんか糞くらえと思っているからか。

 15:00からカリキュラム委員会。今日は書記が当たっているので、早めに会議室に行ったら、15分遅れて始めるという。そのままPC立ち上げて準備をした。20分遅れで開始。16:40に終了。17:00に議事録を送信した。

 オンデマンド出版物の残部を大量にいただいた。台車に載せ、研究室に運び込む。当分、集中講義ではテキストに無料配布できそうだ。