そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

2月16日(月)その2

2009年02月16日 | 昔日記
 K助手から連絡があり、私の論文は字数オーバーで原則受理できないとのこと。ありゃりゃ、400字×39枚以内の字数に収まっていたら構わないのかと思っていたが、投稿規定をよく読むと、ワープロの場合は40字×390行を超えるものは受理しないとある。完全に勘違いしていた。和歌は改行が多かったりするからね。

 あわてて390行ぴったりに短縮した。もう、バッサバッサと大割愛である。新資料も載せることを断念。それでK助手のところに添付ファイルを送ったが、締切を1日過ぎているので、もうダメかもしれません。そうしたらK大の雑誌にでも投稿するから、まあいいや。明日、編集委員長のT教授に謝っておこう。

 学内学会誌だが、審査がものすごく厳しい。院生の論文なんか、生半可なことじゃ載りはしない。あまりも載らないので怒っている御仁も多いが、仕方がないのだ。それだけ真っ当な雑誌ということである。私が助手を務めていた時なんぞ、目の前で学内某学部教授の論文が落とされて唖然とした。何本投稿があっても安心できない。この前、論文が皆落ちて発行できず、合併号になったくらいである。

2月16日(月)

2009年02月16日 | 昔日記
 入試の合間なんだけど、今日は成績提出の最終締切日で、正当な理由で学期末試験を受けられなかった学生のための未済試験実施日でもある。担当科目に未済試験の申し込みがあったので、どのみち事務所へ出頭しなければならない。

 地下鉄の中で『のうだま やる気の秘密』(幻冬舎)を読み始めたら、駅3つで全部読み終えてしまった。金返せ~! まあ、ポイントはよく分かった…というかポイントしか書いてない本だったな。

 大学近くで昼食に入ったら、仏文のS教授と仏教学のO教授に、おいと声を掛けられた(どちらも「仏様」のような方たちである)。S教授は内視鏡検査を受けてきたという。私は来月初旬に申し込んである。O教授は学位委員会だったとか。3分間の説明のためわざわざ来たとぼやいておいでだったが、年度末の駆け込みで、今日の学位委員会は二十数件の博士論文受理もしくは審査がかかっていたはず。委員はうんざりだろうな。

 事務所へ行き、まず成績票を提出。web入力したものをプリントアウトし、署名・捺印して提出しなければならないのだ。それが今日までとなっている。次に未済試験の答案を受け取って10秒で採点。書類に記入・捺印し、これにてすべて終了のはず。

 コースの研究室に顔を出し、学内学会誌に投稿した論文の差し替え稿を、K助手の机の上に置いておいた。注のところの番号がズレていたので、修正させてもらったのだ。ついでにAさんから新しい教示を得たことも書き添えて、15,369字となった。15,600字(400字詰め原稿用紙39枚)を超えてはいけないという投稿規定ぎりぎりである。ふう。

 研究室でPCに向かっていると、事務所から電話。成績票が1科目分足りないという。おかしいなあ。仕方無いのでもう一度プリントアウト、署名・捺印して持って行った。こういう点、webでレポートや出席、成績簿が管理されていると本当に便利である。しかし、最後には署名・捺印しないと、正式文書とはならないのが、まだなんとも面倒だ。

 パートナーは風邪で寝込んでいる。文楽のチケットを取っていたが、代わりに娘が観に行った。出掛けに、何が欲しい?と尋ねたら、甘食かメロンパンというので、「亀井堂」で夕張メロンパンを2個買う。ついでに「メゾン カイザー」にも足を延ばし、クロワッサンも2個買った。あとは、近くの八百屋で蜜柑をもとめ、早々に帰宅。コーヒーを淹れて、メロンパンを食べさせた。

 姑も風邪っぽい。私は「マヌカ」のご利益か、平気である。