皇帝ペンギンも
皇帝ペンギン飼育係も
10:00から会議で、10:30から面接の業務が入っている。だからスーツにネクタイ着用で大学へ行く。委員長殿に断り、会議は中抜けさせてもらった。コース主任とT教授と3人で、10名ほどの面接を1時間かかって終え、会議に戻ったら、ちょうど終わる時分だった。
15:00から立川の
国文学研究資料館で会議。折よく中央線の特快に乗れたので、12:30には立川駅に着いた。しめしめ、余裕で
「無庵」に寄れるぞ
。読売新聞支社の脇を入り、「無庵」の暖簾をくぐった。純米吟醸と蕎麦味噌、それに鰊の旨煮を頼む。お蕎麦は挽きぐるみを選んだ。フロアのおねえさんに、箸と盃は持参していますからと告げる。あっという顔をされたのは、
「みかん盃」のことを覚えていてくださったからだろう。今日は
スカンセンで入手した
銅の酒盃を持って行った。こういうモノに敏感に反応するとは、このお店のスタッフはなかなかだ。道具自慢のし甲斐があるというもの。
モノレールの1駅100円を惜しんで歩きに歩き、資料館にたどり着いた。まず皇帝ペンギン(画像)にご挨拶…国文研は極地研と同居しているのだ。30分ほど時間があったので、閲覧室に入ったら、茗荷谷女子大のA氏やら、京都のR大のK先生、それにY氏などが資料調査をなさっていた。あとは会議の参加者の姿がちらほら。K大のY先生からはご論文を頂戴した。
会議は定刻開始で、まず館長のご挨拶があった。私は外部委員の1人であり、隣の席はH大学のK教授…ウチの図書館の古典籍データベースのお世話になっていると礼を言われた。当館助教のK氏も陪席されたが、彼はこのたびご栄転のよし。さて、議事はさくさくと進み、1時間ほどで終了。このあと、(例によって?)館長ご主催の飲み会があると誘われるも、18:30から編集会議があるため、残念ながら失礼した。
また100円がもったいないので、立川駅まで歩きに歩いて、電車に乗る。編集会議にも早めに着いた。正味2時間ほどで、予定の半分が決まったという感じ。はかどっているようには到底思えないが、まあ仕方があるまい。
同じく編集委員の、G大学S先生は、教職大学院の関係で先週松江に出張され、亡父の実家である
売豆紀神社へ参詣して来られたという。島根大の先生に飲みに連れて行ってもらったそうだが、隠岐料理の
「鶴丸」へおいでになったとのこと。そりゃ東本町だから、橋をお渡りになったでしょうと申し上げた。「鶴丸」へは老母と一緒に行ったことがある。
いやはや、一日中歩き回ったわい。帰宅したら、万歩計は無慮22502歩を示している。15kmくらい歩いたかな。左足が痛い。
移動時間が長かったので、
相良俊輔『流氷の海』(光人社NF文庫)をあらかた読んだ。陸軍中将樋口季一郎の評伝。この人物の経歴は、実に面白い。