夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

引継ぎも大変

2007-03-27 22:43:07 | つれづれなるままに
 きょうから3日間4名の交代するヘルパー要員に、娘達のケアの仕方をオリエンテーションしなければならない。1回に4人も普段の家庭生活にはとても不似合いだし、かといって毎日同じことを話し、教えるのもしんどい話だ。一応マニュアルの如きものを作成して渡したが、それとて全てにわたっているわけではない。経験と言う慣れこそが一番だからだ。ヘルパー達の資質、そして障害者観、人間観、生活と言う価値観がどのようにあるのかにも、その快適性が異なってくるのかもしれない。
 自分は殆ど在宅しているから、月曜日~金曜日の週4日間はお手伝いをしてもらう感じだ。しかし合い間合い間には会議などの出張で不在となると、たちまちそこでそのケアのあり方が問われてくるのだ。私が在宅していれば私がやってしまう力仕事は、女で一人ではどうにもならない。それは布団に寝ている状態から座位させ、車椅子に約50キロの体重の娘を乗せなくてはならない。これは二人で状態と下肢を協力して持つしかないのだ。
 娘達二人の障害特性、嗜好、興味、遊び、移動、排せつケア、服薬の仕方、洗顔介助の仕方などなど一つ一つを根気よく教えるしかない。
 明日もあさっても、これを続けることを考えれば、自分ひとりでやっているほうがどれほど楽か分からない。でも、仕方ないか…。