夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

なぞかけ問答/障害者スポーツ

2007-03-19 22:25:03 | 創作(etude)
 ①本日のお題  「車椅子マラソン」とかけまして
         「古タイヤと解きます」 
  そのこころは?「フルは疲れます・フルタイヤ(full tire)」

 ②お題     「プロに対戦する時のアマチュア」とかけまして
         「津軽弁と解きます」
  そのこころは? 「ハンディがあります」

③お題     「盲人マラソン」とかけまして
         「のど自慢と解きます」
  そのこころは?「伴奏(伴走)がつきます」

 ④お題     「盲人マラソン」とかけまして
         「パトロン」と解きます
  そのこころは?「つながる紐が頼りです」 

 ⑤お題     「障害者のバイアスロン」とかけて
         「恋人に振られるとき」と解きます
  そのこころは?「(肘鉄砲)もあります」      

⑥お題     「盲人野球」(グランドソフトボール)とかけまして
         「頼もしい主人」と解きます
  そのこころは?「音(お父)が頼りです」 

 ⑦お題     「アーチェリーのアスリート(選手)」とかけて
         「自分の生き方に悩む人」と解きます
  そのこころは?「弓道者(求道者)」です

⑧お題     「障害者スポーツの応援団」とかけて
         「お茶屋さんのCM]と解きます
  そのこころは?「日本!チャチャチャ!」 

バリアフリーコンサート

2007-03-19 07:16:09 | 私と福祉とであいの旅
 ノームが始まって、ようやくその日々が落ち着いた頃、ノームには様々な人々が訪問して来た。その中で今もお付き合いさせていただいている方々が居る。
 青森県が「福祉夢プラン21」という宮城県が先に企画したものの二番煎じとも言える手法で、民間の活動家を公募または一本釣りという形で組織を作った。その中のメンバーで十和田市のMさんは無認可保育園を経営する同世代の女性だった。彼女と同じグループで色々なプランを提案したが、その代表が「小規模作業所の定員を下げるプラン」だった。いまだにそれは継続されているし、青森県と言う地方にはまさに相応しいものだったのではないかと思う。障害者が福祉の谷間からこぼれている現状を、その関係者が支えるためにそれぞれの地域で、様々な作業所ができた。何の制約もなく、少ない補助金とささやかな授産製品を販売して、運営を細々と継続している。私は専門家といわれる資格や建物のすばらしさを誇るよりも、地域でのソーシャルアクションとして、道なき道を開拓しようとするその熱意や、行動力を考えればどちらが福祉の真髄か疑問に感じることがある。
 十和田市のMさんの保育園は一般のお子さんのほか、自閉症や肢体不自由など障害のあるお子さんも受け入れていて、日常的に混合保育と言う形の中で障害のある子ども達への理解を深めていた。
 無認可保育園だったが、自閉症児に対する造詣が深く、我々もMさんの熱い思いを聞くたびに、施設の法定化の道を望む必要を感じていた。
 何度かの県の会議の際に「ノームに遊びに言っても良い?」という気軽な声かけで、それは実現して行った。その交流は3年ほど続いただろうか。「バリアフリーコンサート」の開催と、交流がそれから始まった。
 十和田市の「小さな森保育園」の父兄の中には、十和田市フィルハーモニーのメンバーが居て、バイオリン教室も主宰していた。その教室の方々が毎年岩木町の嶽温泉を目指してボランティアで訪れてくれたのだ。わがノームのメンバーと、常盤野保育所の皆さんにも声かけをして、保育所を会場にお借りして開催した。ほのぼのとしたそしてとってもホットなコンサートだった。何にもお金や物がなくても、このコンサートによって心の豊かさが如何に大切かを学んだような気がした。
 その後、小さな森保育園は知的障害者授産施設として平成17年に法人化され、バックアップしていただいた我々も、このコンサートの4年後(2001年・平成13年)に知的障害者更生施設「であいの家あうん」として生まれ変ったのだった。
 お互いの絆を確認しあうようにそれからも、相互に行き来しながら交流が続いている。