晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

凄い勢いで・・

2017年04月08日 22時28分08秒 | 天文ネタ

日中(昨日)の晴天が其の儘だろうと余裕をこいて21時30分PODへ向かう。 あらっ 2等星がやっとの空に成り果てている。 月夜でもあり星座も随分と分り辛い。 PODを開放し、木星へと向けるが当然のことのように良い見え方ではない。 鏡筒(TOA130)の温度順応もヘッタクレもないのだから当たり前である。 nikon coolpix P900にて月等を撮影して時間を潰し、再度、木星へ向けるが、先程とは雲泥の差で素晴らしい木星が拝めた。(先日の件も温度順応であったようだ) 当然、すぐ傍で輝くおとめ座θ星(本来は3重星だが、余りに離隔が大きいので、接近した2星しか私は観ない)も鋭く光る伴星が綺麗であった。 又、序にγ星(ポリマ)も若干暴れるが綺麗な観え方。 暫くやまねこ座の重星を観ていないなと云うことで導入に入ったが、この頃より急激に透明度が悪化しはじめ、月の周りには暈も出現し、空全体は薄雲とも云い切れない状態で覆い始め、アッと云う間に1等星がやっとの空になってしまった。 東風も結構強いので風避け代わりにPODの解放部を風下側にしその空域の重星をみることにする。 1等星しか見えないので、当然、明るい星を持つふたご座となり、α星38伴星δ星κ星を観て、あとは星座自体が分らなく、闇雲にファインダーで目星を付けながら探すのだが余りに効率が悪いので丁度開始一時間でお開きとした。

この画像は暗過ぎて少しレベル補正をしているが、曇った空に微かに星(こいぬ座α星)が観えているのが分るだろうか?  下の画像は昨夜の月で coolpix P900 F6.3  1/60  -1露出補正 iso 100  35ミリ換算1.800ミリ jpg撮って出し(リサイズ有り)

と、まぁお茶濁しには重宝なカメラである。 三脚にひょいっと載せてリモコンシャッターを押せばOK(^^;  もう少し手を掛ければ其れなりの画像が出来るとのことだが、私には無理なことである。 尚、星空がメイン写真以外は略このP900で撮ることが多い。