晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

雨なので一寸暇が

2017年04月07日 10時07分36秒 | 天文ネタ

昨日の午後から久し振りに雨が降り、小降りだが夜を通して続いたので仕事は一寸一休止。 と云うことで、先日(4日)の夜の観望記録を少々。 疲れに疲れているのだが晴れているとツイツイとお外へ。 21時過ぎより気分転換も含めミューロン180Cを降ろしTOA130に載せ替える。 その作業が意外と手間取り小一時間程費やしてしまう。 (久し振りに持つTOA130は本当に重く、特にこの鏡筒にはバランス取りの為、ウェイトバンドを2個とファインダーも2つなので尚のことである)

月夜と云うこともあるが、3等星がやっとの透明度の低い空であったが、機材を変えたことも有り気持ち新たに星見を開始する。 先ずはぎょしゃ座θ星を入れるがやっと伴星が確認出来ると云った塩梅で気流状態も良くない。 又、月や木星も同様に余り良く観えない。但し、木星はすぐ傍のおとめ座θ星が100倍(PENTAX XW10使用)同視野内にて光度差のある二重星4大衛星を従えた木星の姿は中々乙なものである。 後で偶々ステラナビ9を開いたところ何故かおとめ座ナンバー2とも云えるθ星のデータが重星になっていないことに気付いた。 所有の星図等でもデータが抜けているものがあるので、こんなことも有るのだなと思った次第。 その他、γ星(ポリマだが、普通の見え方) 次に牛飼い座ε星(これに関しては、見事な見え方で、主星と伴星共に存在感ある観え方で、流石TOAと感心) μ星(2秒強の離隔のμ2は普通に観える) 感動的な見え方であったのが、ヘルクレス座κ星で離隔は大きいが空が良くないのが却ってプラスに転じたのか赤銅色に堂々としており見直した。(おおぐま座ミザールに匹敵するような感じを持った・・・が今日のは一寸化けたようだ)尚、この空域はシーイングが良かったようで、その他、忘れたが他の重星も良く観えた。若しかして温度順応かもしれない。 

こうして、長い晴天期間が有る場合は、偶に機材を変えなければモチベーションが保てない。 久し振りのTOAは実に良く観えた。 暫くはこの望遠鏡で行こうと決めた次第・・・ だが、翌日5日も素晴らしい空であったが眠くてパス。眠気には何であっても勝てないものだ(^^;  

さて、昨夜は雨降りであったが、早速本日も昼前から快晴の空。 ん~出掛けねばなるまい。(地面が湿っているので、仕事は少ししかしていないので疲労は無し)