


先日放送されたNHKの福岡発地域ドラマは糸島市を舞台にした「いとの森の家」、「死刑因の母」として慈善活動をしてきた大門の白石ハルさんの秘められた過去と、自分たちに託したメッセージという内容のものでした。戦争の中での残酷な過去の出来事を背負って生きることを全うしたおハルさん、幸せというのは「日々の生活のなんでもないこと」と言っていました。この放送に関連して、死刑因と交わした手紙などを収録した本、手塚くるみ編著「法の火燃えてー死刑因と春さんーが手元に残る一冊の本を保管しているということで高祖の手塚敏彰さん(くるみさんの長男)が糸島新聞に紹介されていました。手塚敏彰さんは糸島市森林市政アドバイザーとして活躍されていますが、私とも長年お付き合いさせていただいている方でもありお会いして話しをいろいろさせていただきましたが、NHKドラマの内容と違った角度から、そして、その当時の現実というのを聞かせてもらいました。今日の世界でもたくさんの命が奪われたり心を踏みつける出来事が起きていますが、残酷な出来事がありませんようにと願う気持ちは同じものでした。