TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

地元新島短大で開催された「キャリア・シゴト学講座」に参加しました

2010-10-16 17:55:43 | キャリアデザイン
 地元新島学園短大で開催された「キャリア・シゴト学講座」に参加してきました。

 





 この講座は、10回連続で、自分のキャリアを振り返り、担当してきた仕事の意味やそれを通じて自分がどのように成長してきたのかを振り返るものです。担当の新島学園短期大学の山口先生の講座や、各方面で活躍されている方の「私のシゴト学」というテーマでの講演があり、最終的には、受講者それぞれが自分のキャリアをレポートにまとめます。

 さて、今日は、開講式と、記念講演として、㈱博報堂影響統括局局長代理の八田祥孝氏の「広告会社のシゴト学」というテーマの話がありました。

 

 広告代理店がどのような業務をしているのか知らない者にとって、たいへんおもしろい内容でした。広告代理店は、アイデアを企業に売ると思っていたのですが、要は「視点」を提案するのが商売だということを八田氏は話していました。そしてその視点が「生活者発想」というのが博報堂の理念のようです。

 さて、もうひとつ勉強になったのは今よく言われている「見える化」ということです。その見える化の例として「数字クリエイティブ」を八田氏は上げていました。具体的にはビール消費量を、東京ドーム142杯分というように表現することです。

 これからの9回の講座おもしろそうです。

形の悪いなどの「わけあり野菜」が売れている

2010-10-15 07:13:20 | 経営全般
 野菜の高値が続いています。そんな中、形にの悪いなどの「わけあり野菜」が売れています。

 イトーヨーカー堂やイオンの食品売り場では、形の悪い「わけあり野菜」を売り出しています。曲がったキューリや傷のついたトマトなどが通常の3割、4割の価格で売られています。味はかわりがないのですから消費者にとってはうれしいことです。

 そこでなのですが、なぜもっとこのような「わけあり野菜」が販売されないのでしょうか。イトーヨーカー堂などの総合スーパーの経営者は、「消費者志向」などと話していますが、それならば、もっと「わけあり野菜」を販売するのではないでしょうか。消費者は、価格が高いまっすぐなキューリより、価格の安いまがったキューリのほうが望むものではないでしょうか。

 日本の自給率がよく問題になりますが、このような「わけあり野菜」などの食品が市場に出回ればと思います。ダイエーなどの総合スーパーが昭和時代に流通革命を起こしましたが、ほんとうに消費者志向の実利主義に基づく「平成の流通革命」が起きてもらいたいものです。

向精神薬の飲み過ぎが増えている?

2010-10-14 07:25:55 | メンタルケア
 きょうの朝日新聞には、うつ病や睡眠障害、不眠症などの心の病に使われる薬が一般的になってきたことが記事になっています。

 今、向精神薬市場はこの4年間で1.2倍に増えました。躁うつ病といった気分障害で病院に通う人も、1996年から12年間で2倍に増えて100万人にもなりました。この数字は、日本の100人1人の数字です。とはいっても、気分障害に対する偏見がなくなり、症状が軽いうつに病院にかかる人は増えてきたこともこの数字になっているようです。

 薬は、もちろん医者の処方箋なしではもらえないのですが、使い続けると、その薬なしではいられなくなってしまう場合もあります。

 ほんとうは、薬に頼らず本当の原因を見つけて対処することが求められますが、精神科医も5分診察で、薬を出すことで対応しているのが現実なのではないでしょうか。

 日本の精神科医療はまだまだ遅れているということなのでしょうか。

チリ落盤で地下から624メートルから「命のカプセル」

2010-10-13 07:11:57 | 経営全般
 チリ北部のサンホセ鉱山落盤事故で地下に残る作業員33人の救急作業が始まりました。

 この救出作業は、世界中にニュースとして報道されています。救出作業は、ことのほか急ピッチで進んだようで、予定より1カ月ほど早かったのではないでしょうか。救出された人たちは、これからはマスコミに引っ張りだされて、生活が変わってしまう人もいるかもしれません。マスコミは、救出された人たちの人生を考慮した報道規制をすべきでしょうが、そんなことは考えもしない結果となるでのはないでしょうか。

 阪神大震災のときも、家がなくなって茫然としている人たちに、無神経にインタビューしていたマスコミ関係者がいました。このような報道は、人を不愉快にするものです。

中国の劉氏ノーベル平和賞をどのように評価するのか

2010-10-12 07:21:08 | 経営全般
 ノーベル平和賞を受賞した中国人の劉氏は本国の政府はまったく歓迎していません。報道規制の様子を見ると、中国はやはり一党独裁の国ということでしょうか。 この中国という国との日本の付き合い方は、一筋縄ではいきません。尖閣諸島の問題でもわかります。 

 さて、私は、かつて専門校で講師をしていた時に、中国から帰化した学生を教えた経験があります。その学生は、非常に熱心ながんばり屋でした。その学生に中国のことを聞いた時、日本も好きだが、中国も好きだと話していました。想像ですが、戦争中の日本のことを中国で教育されていたでしょうから、反日感情を植えつけられて、自分の祖父が日本人ということで、日本に対して複雑な感情を持っていたでしょう。 そのことが、中国も日本も好きという言葉になったのではないでしょうか。

 世界の大国となった、中国とどのように付き合っていくかは、日本の将来を左右していきそうです。
 

「地域の魅力発見に必要な5つの力」-ガバナンス10月号から-

2010-10-11 19:35:53 | 経営全般
 ぎょうせいという出版社が発行しているガバナンス(10月号)という雑誌に、地域の宝を見つけるという特集が組まれています。

 その中で大城澄男札幌大学法学部教授が「地域の魅力発見に必要な5つの力」を記載しています。その5つとは以下の項目です。

その1 時代の潮流を読む力
その2 地域に関心を持ち続ける持続力
その3 魅力を敏感に捉えるアンテナ力
その4 魅力をストーリーとして発信するレトリック力
その5 周りを巻き込むネットワーク力

 地域の時代と言われています。それぞれの地域で街おこしが活発化しています。上記の5項目は核心をついています。その中でも私は、その5の周りを巻き込むネットワーク力が思いのほか重要でないか思っています。

 今、自治体職員、NPO法人、郷土史研究家、まちづくりのリーダーなどさまざまな人々がまちづくりに関わっています。これらの人がネットワークを形成して力を発揮していくことが求められています。思うに、街おこしの活動が個々の活動にとどまり、一つのベクトルにならないことをいつも私は感じます。 それぞれの活動が、おれが、おれがということで、ネットワークを形成できないように思えます。

 人間は、嫉妬の動物であり、いろいろな活動のバイタリティの源泉は権力志向があるからということなのでしょうか。     

久しぶりの地元伊勢崎市の「いせさきガーデンズ」

2010-10-09 17:45:35 | 経営全般
 久しぶりに地元伊勢崎市の旧カインズ跡の「いせさきガーデンズ」に行きました。

 今日は、屋上駐車場を利用しました。雨だったせいか、利用者が多いですね。

 以前は、テアントが少なかったのですが、いろいろテナントが入居しています。市役所の出張窓口、無印料品をまねた「カインズ」などです。






 しかし、もう撤退して入れ替わったテナント(衣料品から家具店へ)などもありますし、まだ空スペースもあります。






 この店舗の西側スペースには、広く「TSUTAYA」が入居しているのですが、ここは、全国ブランドなので人気があります。もともとは地元安堀町にも「TSUTAYA」があったのですが、今は「古着屋」になってしまいました。私は安堀町のほうが、近かったので不便になってしまいました。

 無印良品をまねた「カインズ」もホームセンター「カインズ」の商品と変わりなく魅力を感じません。

 市役所の出張窓口は土日祭日も利用できるので便利です。この窓口設置は西部モールの一角ですのでよかったのではないかと思います。

ついに1ドルが81円台に

2010-10-08 06:14:37 | 経営全般
 サッカーの日本対アルゼンチン戦をテレビで観戦していたら、ニュース速報で1ドル81円台となったことが字幕でありました。

 それにしても、円高は止まる気配がありません。尖閣諸島問題で、菅首相の支持率が低下しましたが、またまた支持率が低下すると思います。

日本人2氏(根岸英一、鈴木章)にノーベル賞

2010-10-07 07:29:27 | 経営全般
 2010年のノーベル化学賞に鈴木章北海道大学名誉教授と、根岸英一米パデュー大特別教授、そしてリチャード・ヘックデラウエア大名誉教授が授与することになりました。

 受賞理由は「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング反応」で、炭素の原子は安定しており原子同士を結合させるのは難しいが、3氏は金属のパラジウムを触媒に使い結合に成功。医薬品や液晶などの複雑な有機化合物を簡単に作る方法をそれぞれ開発、有機化学の発展に貢献したのが大きな理由です。

 3氏の方法は、1個のパラジウム原子で複数の炭素原子が出会い、化学反応が進んで大きな分子が合成されるものです。根岸氏と鈴木氏の反応原理は基本的に同じで、パラジウムに加えて根岸氏は亜鉛、鈴木氏はホウ素を用いるのが特徴です。それそれ「根岸カップリング」「鈴木カップリング」として知られています。

 それにしても、日本のノーベル賞の授与者が数多くでています。その研究内容を見ると、1960年代から1980年代と日本が光っていた時期の研究成果が多いのではないでしょうか。

 研究の成果を判断するのに20年や30年の期間はかかるのでしょうが、今の日本の研究で後世にノーベル賞を授与するものがでるのでしょうか。
 
 

日本銀行がゼロ金利を復活

2010-10-06 07:11:17 | 経営全般
  日本銀行は、5日開催した金融政策決定会合で追加の金融緩和を決めました。

 政策金利の誘導目標を従来の「年0.1%前後」から「0~0.1%」へと引き下げ、2006年7月以来4年3カ月ぶりに事実上の「ゼロ金利政策に」復帰しました。
 また、5兆円規模の資金で金融機関から国債や社債を買うほか、初めて株価や不動産価格に連動する投資信託を買い取ります。

 日本銀行が異例の策に打って出たのは、従来よりも景気見通しが悪化したからです。日本銀行の狙い通りに長い期間の金利が下がれば、消費者や企業が一層お金を借りやすくなります。
 とはいっても、企業や投資家が積極的に動き出す機運が高まらない限り、デフレも終わらないし、円高も克服できません。

 日本銀行のゼロ金利がほんとうに景気回復の手立てになるでしょうか。
 
 

旧ヨーカドー前橋店の後継店は結局白紙に

2010-10-05 07:24:24 | 地域産業
地元前橋市の旧ヨーカー堂前橋店の後継テナントとしてスズランなどの地元有力店が計画されていましたが、白紙になったことがわかりました。

 ビル所有者の曽我製粉は、出店が内定したスズランやフレッセイなどの地元企業に白紙になったことを伝えました。

 その理由は、賃料収入が採算に合わないこと、金融機関からの借り入れが困難になったこと、テナントの営業時間で調整がつかなかったことが挙げられています。

 JR前橋駅前の大型店舗が再開発されないということは、中心市街地活性化に力を入れている前橋市にとっては痛手です。とはいっても、ヨーカー堂さえが撤退したのですから、経営上のシビアな計算に立てば、この駅前に出店しても店として、成功する可能性は少なかったのではないでしょうか。

 商業による中心市街地の活性化は、経営の論理でからシビアに考えると、かなり困難なことに思えます。発想の転換をしたほうがよいと私は思います。

地元群馬県、高卒求人氷河期並み

2010-10-04 07:17:49 | 地域産業
地元群馬県の来春高校新卒者の求人状況は、7月末現在で0.86倍となり、就職氷河期と言われた2002~2003年の水準並みとなっています。

 群馬県労働局によりますと、高校新卒者の求人倍率(7月末)は2007~2008年は1.7倍でしたが、2008年9月のリーマンショックとその後の不況から2009年に0.82倍まで急落しました。今年も0.86倍で就職氷河期といわれた2002年の0.65倍、2003年の0.76倍に近づいています。

 昨年は15人採用した企業が今年は1人しか採用せず、倍率が30倍になったという企業もあり、就職活動をしている高校生には厳しい環境にあります。

 私は、1999~2002年まで就職指導の業務に従事していました。当時も、学生にとって、厳しい環境でした。その時に、学生に話していたことは、とにかく零細な企業でも、正社員を目指しなさいということでした。
 
 このようには話した背景には、日本では正規で働いたことがキャリアとして認められ、いくら大きな企業で働いた経験があっても、パート、アルバイトではキャリアと認められないということがあったからです。

 政府は雇用対策を最重点項目にしていますが、お題目で実態はお寒いかぎりです。職業訓練、そして、雇用助成金などが雇用対策政策です。私は、日本の現実の雇用慣行等をしっかりと把握しての雇用対策を実施すべきだと思います。

ジョブカードなどという日本語に訳せない施策を実施すべきでないと私は思います。

 もっともっと、日本の雇用実態を把握、考慮して雇用支援施策を展開すべきだと思います。

 

地元伊勢崎市で実施している「伊勢崎絣の教室」が人気

2010-10-03 09:33:34 | 地域産業
伊勢崎絣の魅力を知ってもらおうと、伊勢崎市などが主催する手織り教室が地元伊勢崎市の織物会館で始まりました。

 この教室は、伊勢崎市と伊勢崎織物協同組合の共済で、今年28回目です。定員10名ですが今年は、キャンセル待ちがでるほどの人気がありました。

 さて、この教室は高機を使って生地を織るのですが、地元の者にとっては、懐かしいことです。私の祖母そして母も、冬の間は賃労働としてこの高機で伊勢崎絣を織っていました。

 今は、桑畑もまったくなくなり養蚕農家もまわりにはいなくなりました。労働としての機織りも存在しません。今回のような趣味としての「機織り」が存在するのみとなっています。

 伊勢崎市には、島村の蚕種、養蚕、賃機、伊勢崎銘仙といろいろな歴史的な財産を保有しています。この財産を今回の教室にように後世に受け継いでいく活動が実施されていますが、トータルで実施していく必要があると私は思います。

 



 

地元前橋市の「ベイシア文化ホール」でコンサートを聞く

2010-10-02 17:21:43 | 地域文化・地域資源
 今日は、東京室内管弦楽団のコンサートに行きました。場所は地元前橋市の「ベイシア文化ホール」です。

 きょうのコンサートは、「名曲の旅 音楽でめぐる世界の国々~溝口肇、秋川雅史とともに~」ということで、クラシックから映画音楽まで、多くの曲が聞けました。

 指揮者は、橘直貴で、軽妙な語りが魅力的でした。チェロ奏者の溝口肇はテレビ番組「世界の車窓」の作曲した音楽家です。

 そして、秋川雅史は、秋さまと呼ばれるテノール歌手です。もちろんアンコールでは「千の風になって」を歌ってくれました。

 人類は、音楽という芸術を生み出しました。多様な楽器、曲、歌詞、人の心を感動させる創造した人類の英知に、感動します。