TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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形の悪いなどの「わけあり野菜」が売れている

2010-10-15 07:13:20 | 経営全般
 野菜の高値が続いています。そんな中、形にの悪いなどの「わけあり野菜」が売れています。

 イトーヨーカー堂やイオンの食品売り場では、形の悪い「わけあり野菜」を売り出しています。曲がったキューリや傷のついたトマトなどが通常の3割、4割の価格で売られています。味はかわりがないのですから消費者にとってはうれしいことです。

 そこでなのですが、なぜもっとこのような「わけあり野菜」が販売されないのでしょうか。イトーヨーカー堂などの総合スーパーの経営者は、「消費者志向」などと話していますが、それならば、もっと「わけあり野菜」を販売するのではないでしょうか。消費者は、価格が高いまっすぐなキューリより、価格の安いまがったキューリのほうが望むものではないでしょうか。

 日本の自給率がよく問題になりますが、このような「わけあり野菜」などの食品が市場に出回ればと思います。ダイエーなどの総合スーパーが昭和時代に流通革命を起こしましたが、ほんとうに消費者志向の実利主義に基づく「平成の流通革命」が起きてもらいたいものです。

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