TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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小江戸栃木市、蔵の街を散策しましたその2

2010-10-24 07:42:28 | 地域文化・地域資源
 10月23日(土)に蔵の街として有名な栃木県栃木市を散策しました。

 街に蔵の店舗が300軒ほどあるということを聞いていたのですが、本当に蔵の建物が多いです。









 いたるところに蔵の店舗を見ます。高度成長期ならば古くて汚らしいからと近代的なビルに新装改築するのが一般的だったのでしょうが、経済的理由からか店舗の改装をしなかった店舗が今生き残っているわけです。なにか店舗の近代化が逆説的になったということを感じました。

蔵の店舗と同様に栃木市の街の魅力は、街の中心を流れる巴波川(うずまがわ)です。この川は江戸までの海運に利用されていた川で、川から荷を保管する蔵が多く残っています。



 そして、かつて県庁があった栃木市役所別館の周囲は堀がめぐらされています。明治6年から16年までの栃木県の県庁所在地は、この栃木市の置かれていて、地元群馬県の館林市なども含まれていました。







街の景観維持にいろいろな工夫も実施されています。下の写真のようなポケットパークもさりげなくあります。




 また、街には、いろいろな記念館などがあります。山本有三ふるさと記念館、横山郷土館、郷土参考館、岡田記念館、あだち好古館、そして下の写真のとちぎ蔵の街美術館があります。



 蔵という資産を生かした街づくりは、多くの観光客を呼び込んでいます。東武鉄道も、「TOCHIGI MARCO」などの東武沿線見聞録でたびたびこの栃木市を取り上げているようです。23日も多くの街を散策する観光客に私は驚きました。

 活気に満ちた栃木市の街おこしを見て、刺激を受けた一日でした。