TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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旧ヨーカドー前橋店の後継店は結局白紙に

2010-10-05 07:24:24 | 地域産業
地元前橋市の旧ヨーカー堂前橋店の後継テナントとしてスズランなどの地元有力店が計画されていましたが、白紙になったことがわかりました。

 ビル所有者の曽我製粉は、出店が内定したスズランやフレッセイなどの地元企業に白紙になったことを伝えました。

 その理由は、賃料収入が採算に合わないこと、金融機関からの借り入れが困難になったこと、テナントの営業時間で調整がつかなかったことが挙げられています。

 JR前橋駅前の大型店舗が再開発されないということは、中心市街地活性化に力を入れている前橋市にとっては痛手です。とはいっても、ヨーカー堂さえが撤退したのですから、経営上のシビアな計算に立てば、この駅前に出店しても店として、成功する可能性は少なかったのではないでしょうか。

 商業による中心市街地の活性化は、経営の論理でからシビアに考えると、かなり困難なことに思えます。発想の転換をしたほうがよいと私は思います。