TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

生活保護214万人、過去最多 になる

2013-01-21 19:02:15 | 経営全般

  厚生労働省は21日、全国で生活保護を受けている人が昨年10月時点で214万2580人となり、6カ月連続で過去最多を更新したと発表しました。受給世帯数は156万4301世帯で、こちらも過去最多を更新しました。

 世帯別では、65歳以上の高齢者世帯が全体の4割超の67万8175世帯。傷病者世帯が29万8328世帯、働ける世代を含む「その他の世帯」は28万7320世帯でした。

 生活保護費の扱いは2013年度予算編成の焦点となっています。政府は近年のデフレ傾向を勘案し、支給水準を引き下げる方針で、具体的な削減幅を週内にも決定します。

 生活保護費が急増しているのは、高齢化が大きな要因です。確かに不正受給者がいることは事実ですが、不正受給者が増加しての生活保護費の急増ではないのです。また、雇用がないという要因も大きいのではないのではないでしょうか。

 20年前には「生活保護」が話題になることなどなかったのではないでしょうか。この20年で日本は様変わりしてしまったようです。しかし、環境が違うのですから、過去がよかったからと、過去に戻ることを望むのではなく、未来を作ることに前へ進んでいくことが大事なのではないでしょうか。このフレーズはオバマ大統領の言葉ですが、日本の状況にも当てはまる言葉だと思います。