「もう一度行ってみたい温泉地」のトップは、7年連続で箱根温泉(神奈川県)でした。宿泊予約サイト「じゃらんnet」などを運営するリクルートライフスタイルが実施した温泉地利用に関するアンケートで、以下のような結果が出ています。
2位は由布院温泉(大分県)、次いで草津温泉(群馬県)、登別温泉(北海道)、別府温泉(大分県)の順で、5位までは前年調査と順位が変わりませんでした。
箱根温泉を選んだ理由としては、交通の便や街の雰囲気が良く、自然にも囲まれていることを評価する声が多く、バランスの取れた支持が連続首位につながったようです。
地元群馬県の草津温泉が3位になっています。草津温泉は全国区ですが、群馬県の認知度はなぜ最下位なのでしょうか。草津温泉が群馬県の認知度アップに貢献しているというより、草津温泉が群馬県に立地していると思っているという人が少ないのではないでしょうか。
思うに、県の認知度ということが意味するのは、観光ということが大きいのではないでしょうか。草津温泉の人気が高いということは観光地としての魅力があるということで、それはそれですばらしいことです。
群馬の認知度を高めなくてはならないということが言われますが、なぜ、高めなくてはならないのか明確に論じた意見は聞かれません。認知度を高めたいのなら、「なぜか」を明確にして、対処することが求められるのではないでしょうか。