TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

2012年は群馬県内新車販売7万台回復 

2013-01-05 18:10:22 | 地域産業

  2012年の県内新車販売台数(軽自動車を除く)は前年比28・4%増の7万752台となり、2007年以来5年ぶりに7万台を回復したことが4日、県自動車販売店協会のまとめで分かりました。前年を上回ったのは2年ぶりです。

 協会は「エコカー補助金制度の政策効果に加えて、各メーカーの供給が順調に推移した」と見ています。

 車種別に見ると、業務・大型車両や特殊車両(1、2、4、8ナンバー)が20.1%増の6,978台。乗用車(3、5ナンバー)は29・3%増の6万3,958台と大きく伸びました。

 これは、富士重工の好調さも影響しているのではないでしょうか。まだまだ自動車は日本の基幹産業です。群馬県の製造業は、輸送用機械器具製造業がボリュームゾーンです。この分野が元気なことはよいことです。

 とはいっても、次世代産業の創出が輸送用機械器具製造業の元気のうちの課題であることは確かなことではないでしょうか。その次世代産業創出のための支援策が、「エコカー補助金」などの対処療法より重要なことだと私は思います。