TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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トヨタ、日産自動車、ホンダの利益上向く(1~3月期)

2012-06-20 20:13:11 | 経営全般

 日本の自動車メーカーと欧米勢との利益格差が、2012年1~3月期比較で職掌しています。

 2012年1~3月期のトヨタ自動車は販売台数で業界トップに返り咲き、純利益額でGMなどの米国大手を抜きました(トヨタ 販売台数2,357千台、純利益額1,210億円)。しかし、ドイツや韓国勢には利益額では見劣りする数値となっています(現代自動車 販売台数1,764千台、純利益額1,796億円 vw 販売台数 2,209千台、純利益3,510億円 BMW 販売台数425千台 純利益額1,488億円  ダイムラー 販売台数502千円 純利益1,483億円)。

 それにしても、ドイツのVW、BMW、ダイムラーの利益額の多さは驚きです。純利益を1台あたり販売台数で計算すると、日本勢は5万~6万円ですが、ダイムラーやBMWはその5倍以上です。VWや現代自動車でも日本勢の2倍以上です。

 日本車は円高の影響で利益が出ない環境にあるにしても、もっと根本的な高利益を生み出すことができない要因があるのかもしれないと思ってしまうドイツ車の格差です。ドイツは先進国で一番勢いがあると言われますが、この数値からもそのことが裏づけられるのではないでしょうか。