前橋青年会議所が主催した浅野史郎氏の講演会に参加してきました。この講演会は前橋青年会議所の7月第一例会で、表題は「義から始まる街づくり」でした。
浅野氏の話は講演会慣れていて、たいへんおもしろく聞かせてもらいました。そのなかでも次の3点が印象に残りました。
1 知事は選挙時の活動内容に任期中を左右される。
知事は選挙での経緯に任期を左右されるということです。浅野氏は宮城県知事を3期務めたのですが、知事選に立候補した経緯が前知事の汚職による辞任による選挙だったので、改革が命題になっていました。改革という命題を浅野氏は知事時代に実施したということでした。今話題の東国原宮城県知事も宮崎県知事の汚職辞任による出直し選挙で「どげんしなきゃならん」という命題を背負っているということです。橋元大阪府知事は財政改革を掲げて選挙を戦い、財政再建という命題を背負っているということです。まったくそのとおりだと思います。
2 リーダーの本気が部下を動かす
知事任期中に食糧費の裏金作りがあり、市民オンブズマンに訴訟を起こされた時に、知事として副知事に「本気で事実を調査せよ」と命じたそうです。部下はリーダーが本気かどうかを見ているので、本気であることを示さないと部下は動かないということでした。特に公務員は上司の顔色をうかがって判断するので注意しなければならないということでした。
3 自分の一生の仕事と思うはその仕事が好きだから
浅野氏は障害福祉を男一生の仕事と感じているそうです。旧厚生省時代に1年9か月障害福祉課長のときの何百人という知り合った人と今でも繫がりを持っています。その仕事にかかわるのは心地よいからだと話をしていました。一方、老人福祉行政にかかわったこともあり、何百人と仕事でかかわったのですが、今もつながったいる人は一人もいないということです。つまり、浅野氏ははっきり話さなかったですが、老人福祉には興味がわかなかったとうことだと思います。
私もよくかわります。業務で仕事をしても興味がない分野ではその後のつ繫がりを持とうなんて思わないです。
下の写真は浅野氏の講演の様子です。ほんとうにフランクでユーモアのある人です。
また、浅野氏の講演のあとは、後藤新中央総合学院グループ学院長との対談がありました。後藤氏は昨年まで群馬県長の出納長であり自治省出身ですので、地方自治には精通していますので、街おこしについ具体的な話がなされて勉強になりました。その中で浅野氏が「楽天ゴールデンイーグルズ」が宮城県に来たことが、企業誘致に非常に効果があったという話は説得力がありました。プロ野球チームが誘致できるくらいに道路等のインフラが整備されているアピールができる効果は大きいということです。
下の写真は2人の対談の様子です。浅野氏は立って話をしたり、ゼスチャーを居ながら話したりで3期も知事をした人には思えないくらいでした。テレビのコメンテーターとしてよく出演していますが、ほんとうにタレントという感じです。後藤氏も公務員を辞めたのですが、やっぱりまだ公務員ぽい硬さがありました。
浅野氏の話は講演会慣れていて、たいへんおもしろく聞かせてもらいました。そのなかでも次の3点が印象に残りました。
1 知事は選挙時の活動内容に任期中を左右される。
知事は選挙での経緯に任期を左右されるということです。浅野氏は宮城県知事を3期務めたのですが、知事選に立候補した経緯が前知事の汚職による辞任による選挙だったので、改革が命題になっていました。改革という命題を浅野氏は知事時代に実施したということでした。今話題の東国原宮城県知事も宮崎県知事の汚職辞任による出直し選挙で「どげんしなきゃならん」という命題を背負っているということです。橋元大阪府知事は財政改革を掲げて選挙を戦い、財政再建という命題を背負っているということです。まったくそのとおりだと思います。
2 リーダーの本気が部下を動かす
知事任期中に食糧費の裏金作りがあり、市民オンブズマンに訴訟を起こされた時に、知事として副知事に「本気で事実を調査せよ」と命じたそうです。部下はリーダーが本気かどうかを見ているので、本気であることを示さないと部下は動かないということでした。特に公務員は上司の顔色をうかがって判断するので注意しなければならないということでした。
3 自分の一生の仕事と思うはその仕事が好きだから
浅野氏は障害福祉を男一生の仕事と感じているそうです。旧厚生省時代に1年9か月障害福祉課長のときの何百人という知り合った人と今でも繫がりを持っています。その仕事にかかわるのは心地よいからだと話をしていました。一方、老人福祉行政にかかわったこともあり、何百人と仕事でかかわったのですが、今もつながったいる人は一人もいないということです。つまり、浅野氏ははっきり話さなかったですが、老人福祉には興味がわかなかったとうことだと思います。
私もよくかわります。業務で仕事をしても興味がない分野ではその後のつ繫がりを持とうなんて思わないです。
下の写真は浅野氏の講演の様子です。ほんとうにフランクでユーモアのある人です。
また、浅野氏の講演のあとは、後藤新中央総合学院グループ学院長との対談がありました。後藤氏は昨年まで群馬県長の出納長であり自治省出身ですので、地方自治には精通していますので、街おこしについ具体的な話がなされて勉強になりました。その中で浅野氏が「楽天ゴールデンイーグルズ」が宮城県に来たことが、企業誘致に非常に効果があったという話は説得力がありました。プロ野球チームが誘致できるくらいに道路等のインフラが整備されているアピールができる効果は大きいということです。
下の写真は2人の対談の様子です。浅野氏は立って話をしたり、ゼスチャーを居ながら話したりで3期も知事をした人には思えないくらいでした。テレビのコメンテーターとしてよく出演していますが、ほんとうにタレントという感じです。後藤氏も公務員を辞めたのですが、やっぱりまだ公務員ぽい硬さがありました。